カスタムコントロールの編集可能領域の定義

カスタムコントロールに組み込む編集可能領域を定義します。 編集可能領域とは、カスタムコントロールが XPage に配置されているときにユーザーが変更できる領域です。 編集可能領域以外に分類される他のすべての領域は読み取り専用であり、変更できません。

始める前に

カスタムコントロールに編集可能領域を挿入するには、他のユーザーインターフェース (UI) コントロールを挿入するのと同様に、[作成] メニューを使用するか、[コントロール] パレットから編集可能領域コントロールをドラッグします。

編集可能領域 (コールバックコントロールとも呼ばれます) には、固有のファセット名があります。 ファセット名は、実行時に編集可能領域に UI コントロールを表示する方法を決定します。 ファセット名は、静的にすることも計算結果にすることもできます。 ファセット名が静的である場合、編集可能領域に追加できる UI コントロールは 1 つのみです。 複数の UI コントロールを追加する場合、表などのコンテナコントロールを追加し、そこに UI コントロールを追加します。 ファセット名が計算結果である場合、表示する UI コントロールを動的に決定できます。

このタスクについて

編集可能領域を定義するには、以下のステップを実行します。

手順

  1. XPages エディタでカスタムコントロール設計要素を開き、編集可能領域を挿入する場所にカーソルを置きます。
  2. メインメニューから、[作成] > [コアコントロール] > [編集可能な領域] をクリックします。 新規の編集可能領域を表す、デフォルトのファセット名が付いた長方形ブロックが表示されます。
  3. [ファイル] > [保存] をクリックして、変更を保存します。

タスクの結果

カスタムコントロールの読み取り専用領域とは異なり、編集可能領域では、カスタムコントロールを XPage に追加した後で、UI コントロールを追加し、それらのプロパティを設定する必要があります。

次のタスク

注: 編集可能領域は、[コントロール] パレットからドラッグして挿入することもできます。