プロパティは XPage とコントロールを定義します。
プロパティは、エディタの下のウィンドウに
表示されます。 表示されるプロパティは、
エディタでフォーカスされているコントロールのものです。
ただし、すべてのコントロールからフォーカスが外れている場合は、XPage の
プロパティが表示されます。
コントロールまたは XPage のすべてのプロパティのカテゴリ別リストに
アクセスするには、[プロパティ] タブの下にある [すべてのプロパティ] を
選択します。
ここには、プロパティが
階層付きのタグ名で示されます。 設計されたユーザーインターフェースでプロパティのサブセットに
アクセスするには、[プロパティ] タブと [イベント] タブの下でその他の選択を行います。そこでは、プロパティに記述名でアクセスします。
プロパティに値を割り当てるには、以下のようにします。
- 静的な値は、リストから選択するかタイプ入力します。
- 動的な値は、値を返すスクリプトで指定します。
プロパティの横にあるひし形を選択すると、スクリプトエディタが開きます。
- イベントは、サーバーサイドスクリプトとクライアントサイドスクリプト、
およびシンプルアクションで指定します。 スクリプトと
シンプルアクションは、[イベント] タブで指定するのが
最も適切です。
XML ソースでは、プロパティが、
コントロール要素の属性とコンテンツとして表示されます。 例えば、
ここに示す
inputText (編集ボックス) コントロールには、
属性として
id と
value というプロパティが
定義されています。
<xp:inputText id="inputText1" value="#{document1.subject}"></xp:inputText>
ここで、
value プロパティは、以下のように
コントロール定義のコンテンツとして定義されています。
<xp:inputText id="inputText1">
<xp:this.value>
<![CDATA[#{javascript:return document1.getItemValueString("subject")}]]>
</xp:this.value>
</xp:inputText>
動的プロパティは、以下のように計算されます。 編集ウィンドウのラジオボタンを使用して、いずれかを選択します。
- [動的に計算する] は、XPage を更新したときに式が常に再計算されます。 これらの式は、例えば #{javascript:var dc = database.getAllDocuments();
"Count = " + dc.getDocumentCount();} のように、シャープ記号が前に付く形式でソースに表示されます。
- [ページロードで計算する] は、XPage を最初にロードしたときに式を一回計算します。 これらの式は、例えば ${javascript:var dc = database.getAllDocuments();
"Count = " + dc.getDocumentCount();} のように、ドル記号が前に付く形式でソースに表示されます。