constraints - 制約

数値制約を指定します。

カテゴリ

data

構文

<xe:this.constraints>
	<xe:djNumberConstraints attributes>content</xe:djNumberConstraints>
</xe:this.constraints>

使用法

設計モードで、[すべてのプロパティ] をクリックし、[data] の下で [constraints] を探します。

以下に示すように、数値制約は xe:djNumberConstraints タイプのオブジェクトのプロパティです。

表 1. 数値制約
プロパティ	説明
`currency="code"`	(通貨のみ) ISO 4217 通貨コード (`USD` など)。
`fractional="enable\|disable\|auto\|true\|false"`	(通貨のみ) 数値の小数部を含めるかどうか。
`loaded="true\|false"`	ページのロード時に、タグインスタンスを作成するかどうか。デフォルトは `true` です。
`locale="Albanian\|...\|Vietnamese"`	フォーマット設定ルールで使用するロケールを上書きします。 dojo のブートストラップ時に指定される `extraLocale` リストに含まれている必要があります。
`max="n"`	ユーザーが入力できる最大値。
`min="n"`	ユーザーが入力できる最小値。
`pattern="pattern"`	ローカライズされた規則を上書きします。すべてのユーザーに対して同じ動作が行われます。アプリケーションをグローバル化することはできません。Unicode 技術標準 35 を参照してください。
`places="n"`	小数点の後の桁数。
`strict="true\|false"`	厳密な構文解析。デフォルトは `false` です。この場合は、省略語、空白、その他のユーザー入力に関する許容度が高くなります。
`symbol="s"`	(通貨のみ) ローカライズされた記号を上書きします。デフォルトでは、サポートされる通貨を示すローカライズされた表で検索が行われます。
`type="decimal\|scientific\|percent\|currency"`	フォーマットタイプ。

例

以下の例は、スコープ変数にバインドされる通貨テキストボックス、ページを送信するためのボタン、スコープ変数の値を表示する計算結果フィールドを示します。ユーザー入力に制約が課せられます。

<xp:table>
	<xp:tr>
		<xp:td>Currency Text Box</xp:td>
		<xp:td>
			<xe:djCurrencyTextBox id="djCurrencyTextBox1" value="#{sessionScope.djCurrencyTextBox1}">
				<xe:djNumberConstraints currency="USD" max="100"
					min=".99" type="currency">
				</xe:djNumberConstraints>
			</xe:djCurrencyTextBox>
</xp:td>
	</xp:tr>
	<xp:tr>
		<xp:td>
			<xp:button value="submit" id="button1">
				<xp:eventHandler event="onclick" submit="true" refreshMode="complete" immediate="false" save="true">
			</xp:eventHandler></xp:button>
		</xp:td>
		<xp:td></xp:td>
	</xp:tr>
	<xp:tr>
		<xp:td>Value</xp:td>
		<xp:td><xp:text escape="true" id="computedField1" value="#{sessionScope.djCurrencyTextBox1}"></xp:text></xp:td>
	</xp:tr>
</xp:table>