文字列連結演算子

2 つの式を文字列として連結します。

アンパーサンド (&) 演算子

構文

expr1 & expr2

要素

expr1expr2

任意の文字列式、または次のいずれか。

戻り値

いずれかのオペランドが Variant 型の場合、結果は文字列または String 型の Variant です。

使用法

アンパサンド (&) 演算子は、連結演算を確認するために使用します。プラス (+) 演算子も 2 つの文字列を連結しますが、プラスの場合は、プラスが使用されている式のオペランドに基づいて、プラスを連結演算子として解釈するか加算演算子として解釈するかが判断されます。

Dim x As Variant
x = 56 & " Baker St."
Print x                         ' Prints "56 Baker St."
anInt% = 123
aString$ = "Hello"
anotherString$ = "world"
varV = NULL
Print aString$ & ", " & anInt% & " " & varV & _ 
    anotherString$ & "."
' Output: Hello, 123 world.

プラス (+) 演算子

構文

expr1 + expr2

要素

expr1expr2

任意の文字列式、または次のいずれか。

戻り値

いずれかのオペランドが Variant 型の場合、結果は文字列または String 型の Variant です。

使用法

アンパサンド (&) 演算子は、連結演算を確認するために使用します。プラス (+) 演算子も 2 つの文字列を連結しますが、プラスの場合は、プラスが使用されている式のオペランドに基づいて、プラスを連結演算子として解釈するか加算演算子として解釈するかが判断されます。

以下に例を示します。

Print 100 & "200"
' Output is 100200, because & is always
' a concatenation operator

プラス演算子の場合、次のようになります。

Print 100 + "200"
' Output is 300, because + was interpreted
' as addition operator

Print "100" + "200"
' Output is 100200, because + was interpreted
' as concatenation operator