ブレークポイントの機能をシミュレートします。
使用法
サーバーで実行される Stop ステートメントは次のように機能します。
- リモートデバッガが実行中でない場合、または実行中であっても有効化されていない場合、Stop は無視されます。エージェントの性能は影響を受けません。
- リモートデバッガが実行中であると同時に有効化されている場合は、サーバーレコードに指定されているタイムアウト値に従って Stop が待機します。この場合 Stop は、[サーバータスク] タブの [Remote Debug Manager] タブにある [待ちエージェントの開始時間] の値を使用します。指定されたタイムアウト値以内にデバッガがそのエージェントにアタッチされなければ、実行は続行されます。つまり、Stop ステートメントはエージェントを完全に停止せずに、ユーザーがそのエージェントにリモートデバッガをアタッチできるように待機します。
- リモートデバッガがアタッチされると、エージェントはブレークポイントが設定されているかのように Stop ステートメントの位置で停止します。
デバッグモード ([ファイル] -> [ツール] -> [LotusScript® のデバッグ]) のクライアントでは、Stop ステートメントが次のように機能します。
- エージェントが、スケジュールされたエージェントとしてバックグラウンドで実行されている場合、Stop は無視されます。
- エージェントが、[エージェント] メニューまたは [アクション] メニューから実行された場合、Stop ステートメントはスクリプトの実行を一時停止し、Stop ステートメントの位置にブレークポイントが設定されているかのように、その制御を LotusScript に渡します。
- デバッグモードでない場合は、Stop ステートメントは無視されます。
Stop ステートメントは、プロシージャやクラス内では有効です。モジュールレベルでは無効です。