Rnd 関数 (LotusScript 言語)

ゼロより大きく 1 より小さい乱数値を生成します。

構文

Rnd [ ( numExpr ) ]

要素

numExpr

任意の数式。

戻り値

戻り値は Single 型の数値です。次の表に numExpr の符号ごとの Rnd の動作を示します。

numExpr の符号

Rnd の動作

正数

最後に乱数発生の Seed 値から生成された乱数列の次の乱数を返します。

ゼロ (0)

最後に生成された乱数を返します。

負数

numExpr で乱数生成の Seed 値を再設定します。Rnd はこの値で生成した乱数列の最初の数値を返します。

使用法

乱数を生成する Rnd を呼び出す前に、Randomize を使用して乱数を生成する Seed 値を作ります。

Randomize に引数を指定し、Rnd を引数なしで繰り返し実行すると、LotusScript® はスクリプトを実行するたびに同じ乱数列を返します。所定の Seed 値から生成される乱数列は、LotusScript を実行中のプラットフォームに依存します。

引数なしで Randomize を使用すると、スクリプトを実行するたびに異なる乱数列が生成されます。

引数を使用しない場合、Rnd 関数は Rnd か Rnd( ) としても呼び出すことができます。

クロスリファレンス

式言語の @Random 関数