コンパイラとコンパイルしたプログラム構造の制限

次の表は、スクリプトのコンパイルに関連するその他の項目についての制限を示しています。

アイテム

最大値

%Include ファイルの内容を除いたスクリプトまたはソースファイル当たりの行数

64K

ネストした %Include 命令の深さ

16

LotusScript® のコンパイラが終了する前のコンパイルエラーの数

20

モジュールの記号表の記号の数

64K

再帰呼び出しの数 (指定した関数の再帰レベル)

スタックサイズ 32KB

指定されたスコープ内の全データの記憶サイズ (「データの記憶サイズ」を参照)

モジュール: 利用できるメモリによって決まります。

クラス: 64K バイト

プロシージャ: 32K バイト

実行可能なモジュールコードのサイズ

利用できるメモリによって決まります。

データの記憶サイズ

指定されたスコープにおけるデータの記憶サイズの制限は、固定長変数に適用されます。つまり、可変長文字列を除くスカラー変数、ユーザー定義型変数、これらのスカラー変数とユーザー定義型変数の固定長配列に適用されます。 宣言の順序に応じて、記憶境界上での変数の位置合わせには余分な領域が使用できます。例えば、Integer 型の変数は 2 バイトの境界、Long 型の変数は 4 バイトの境界上で位置合わせされます。

各動的変数 (可変長文字列、リスト、動的配列、クラスのインスタンス) におけるデータの最大サイズは、利用できるメモリによって決まります。ただし、これらの変数は宣言されたスコープ内のデータに対して 4 バイトを使用します。

LotusScript はデータ格納サイズの制限に達する直前に、「スタック領域不足」エラーを生成する場合があります。これは、実行時に必要な分があるためです。