Call ステートメント (LotusScript 言語)

LotusScript® のサブルーチンまたは関数を呼び出します。

構文 1

Call subOrFunction [ ( [ argList ] ) ]

構文 2

subOrFunction [ argList ]

構文 3

subOrFunction ( argPassedByVal )

構文 4 (関数のみ)

returnVal = function [ ( [ argList ] ) ]

要素

subOrFunction

サブルーチンまたは関数の呼び出しに使用する名前です。

argList

呼び出されるサブルーチンや関数に使用する、カンマで区切られた引数のリストです。

argPassedByVal

呼び出されるサブルーチンや関数に値渡しされる 1 つの引数です。

function

呼び出される関数の名前です。

returnVal

関数の戻り値が入っている代入変数です。

使用法

Call キーワードを使用するときは、引数のリストをカッコで囲みます。引数がない場合、空のカッコは省略できます。

Call キーワードを省略すると、カッコについて次の規則が適用されます。

サブルーチンを呼び出すと、戻り値はありません。

LotusScript は、式の中に関数呼び出しがあると、関数の戻り値を使用します。呼び出しは、関数の戻り値のデータ型が正しければ、式のどこにでも使用できます。ただし、Call キーワードを使用する関数呼び出しは値を返さず、式の中には使用できません。

組み込み関数の呼び出しの戻り値は、常に使用されます。その戻り値は式に使用しなければなりません。また Call キーワードは使用できません。

配列、リスト、またはコレクションを返す関数を参照する

関数が配列、リスト、またはコレクションを返す場合、次の規則に従って、その関数への参照にサブスクリプトを含めることができます。