ArrayUnique 関数 (LotusScript 言語)

配列から重複する要素を削除します。

注: この関数は、Domino® Release 6 で新しく追加されました。

構文

ArrayUnique( sourceArray [ ,compMethod ])

要素

sourceArray

すべての型の配列です。

compMethod

オプション。要素が String 型の場合、区切り記号を検索するときに使用する、比較のタイプを指定する Integer 型です。

数値

比較のモード

0

大文字と小文字および全角と半角を区別します。

1

大文字と小文字を区別しません。全角と半角を区別します。

4

大文字と小文字を区別します。全角と半角を区別しません。

5

大文字と小文字を区別しません。全角と半角を区別しません。

compMethod を省略すると、デフォルトの比較モードは、このモジュールの Option Compare ステートメントで設定されたモードになります。モジュールに何もステートメントがなければ、大文字と小文字および全角と半角が区別される比較方法が既定となります。

戻り値

重複を削除した配列を返します。等しさを比較した配列の各要素については、最初に一致したものが結果の配列にコピーされます。

使用法

variant 型の配列の要素は、型が同じもののみ等しいかどうか比較されます。variant 型の配列にはクラスやオブジェクトを含めることはできません。

null を含む配列要素は、その他の null 値と一致します。

空の配列要素は、他の空の要素と一致します。

エラー処理

ArrayUnique は次の場合にランタイムの型の不一致をスローします。

配列が 1 次元配列でない場合は、ArrayUnique は次元数の不正ランタイムエラーをスローします。

クロスリファレンス

式言語の @Unique 関数

例: ArrayUnique 関数