フィールド設計式
フィールドを設計するときには、クライアント上で実行する次のような式を作成できます。
デフォルト式
入力変換式
入力確認式
入力有効化式
HTML 属性式
計算結果フィールドの値式
キーワードフィールド式
@コマンドは使用できません。
デフォルト式
デフォルト式はフィールドの初期値を生成します。この式は、文書を作成したときに実行されます。テキストフィールドの場合、文書の保存時に実行されます。ユーザーは、編集不可能なリッチテキストフィールド以外のフィールド値を変更することができます。テキストフィールドについては、式のデフォルト値を指定する必要があります。
入力変換式
入力変換式は、フィールドに入力されたデータを特定のフィールド値や形式に変換します。この式は、このフィールドを含む文書の保存時に実行されます。
入力確認式
入力確認式は、フィールドに入力されたデータが指定された条件を満たしているかどうかを確認します。この式は入力変換式のあとに実行されます。
入力有効化式
入力有効化式は、[ネイティブ OS スタイル] フィールドまたは [Notes-style] フィールドの編集を有効または無効にします。
HTML 属性式
HTML 属性式は、Web アプリケーションで使用できるように、フィールドを HTML 属性化します。
計算結果フィールドの値式
フィールドの形式が計算結果、表示用の計算結果、作成時の計算結果のどれかである場合は、フィールドの内容を指定する式を作成しなければなりません。フィールドが「計算結果」の場合は、文書の作成時と保存時に式が実行されます。フィールドが「表示用の計算結果」の場合は、文書を開くたびに式が実行されます。フィールドが「作成時の計算結果」の場合は、文書を作成するときにのみ式が実行されます。フィールドの値は変更できません。
キーワードフィールド式
キーワードフィールドは、フィールドに入力するキーワードのリストを表示します。式の結果または定数のリストをリストとして表示できます。
親トピック:
プログラミングの概要
関連資料
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プログラム可能な設計要素の一覧