Web アプリケーションでビューをアプレットとして表示する

このタスクについて

ビューや埋め込みビューはビューアプレットとして表示できます。次に、Web 上のビューアプレットと、Web 上の埋め込みビューアプレットを示します。

view applet

embedded view applet

ビューアプレットの Web アプリケーション対応機能

このタスクについて

Web ユーザーがビューアプレットを利用すると、次の作業を実行できます。

  • スライド式ペインを使用する列サイズの変更
  • ビューの省略と展開。ブラウザによるページの再生成は行われません。
  • 複数文書の選択
  • 垂直スクロール。ビュー中で文書をすべて表示できるようにします。
  • ビューの更新 ([F9] キーを押す)
  • 文書のデータベースからの削除マーク作成 ([Delete] キーを押す)

Web アプリケーションでビューアプレットを表示する

このタスクについて

フォーム、サブフォーム、またはページにビューを埋め込むと、埋め込んだビューをアプレットとして表示できます。

手順

  1. ビューを開きます。
  2. [設計] - [ビューのプロパティ] を選択して、[ビューのプロパティ] インフォボックスを開きます。
  3. [詳細] タブをクリックします。
  4. [Web アクセス] セクションで、[表示] に対して [Java™ アプレットを使用] を選択します。

Web アプリケーションで埋め込みビューアプレットを表示する

このタスクについて

埋め込みビューは、埋め込み先の設計要素から独立させて、アプレットとして有効化できます。

手順

  1. フォームまたはページを開きます。
  2. 埋め込みビューを表示する位置にカーソルを合わせます。
  3. [作成] - [埋め込み設計要素] - [ビュー] を選択し、埋め込みたいビューを選択します。
  4. [設計要素] - [ビューのプロパティ] を選択して、[ビューのプロパティ] インフォボックスを開きます。
  5. [情報] タブをクリックします。[Web アクセス] フィールドで次のいずれかを選択して、ビューをアプレットとして表示するべきかどうかを指定します。

    [Java アプレットを使用] ビューの設定に関係なく、この埋め込みビューにはこのビューアプレットが使用されます。

    [HTML を使用] ビューの設定に関係なく、このビューアプレットは使用されません。

    [ビュープロパティを使用] この埋め込みビューにはこのビューの設定が使用されます。

ビューアプレットでのフォントのサポート

このタスクについて

ビューアプレットでサポートされているフォントは限られています。現在のバージョンの Java Developer's Kit (SDK 1.2 より前のバージョン) では、文字フォントのサポートが非常に限定されているため、Domino® Designer のフォントセットと特定の Web ブラウザでサポートされているフォントセットとのマッピングは、ブラウザがサポートしている SDK に依存します。その結果、各種 Web ブラウザでのフォント表示の整合性が損なわれることがあります。Courier、Helvetica、Times Roman のいずれかのフォントを使用することをお勧めします。

注: 現時点では、ビューアプレットでは DBCS はサポートされていません。

ビューアプレットをプログラムする

このタスクについて

ビューアプレットをプログラムするには、次の @コマンドを使用します。

@コマンド

説明

ViewCollapse

選択した文書を省略します。

ViewExpand

選択した文書を展開します。

ViewCollapseAll

すべての文書を省略します。

ViewExpandAll

すべての文書を展開します。

ViewRefreshFields

ビューを更新します。

更新後も、削除マーク付きの文書がビューアプレットにより削除されることはありません。

MoveToTrash

現在選択されている文書に削除マークを付けます。

EmptyTrash

削除マークが付いている文書を削除します。

フォルダ

選択されている文書をフォルダに移動またはコピーします。

RemoveFromFolder

選択されている文書を現在のフォルダから削除します。