DXL ユーティリティを使用してアプリケーションで XML を表示する

このタスクについて

Domino® Designer アプリケーションに XML を含めることに加えて、XML で表現されたすべての設計要素を Domino XML (DXL) を使用して表示できます。XML は Domino Designer で表示することも、テキストファイルに書き出して、好みのエディタを使用して表示または編集することもできます。

DXL の詳細については、『Domino Designer プログラミングガイド』を参照してください。

XML の設計要素にアクセスすることで、アプリケーションのデータにアクセスし、XML をサポートする他のデータソースとの比較や統合を行うことができます。DXL ユーティリティは、[設計の一覧] を使用したアプリケーションの要素によるレポートの生成の、とても柔軟性のある代替方法です。DXL は、設計要素の集合について調べることができ、また XSL ファイルを使用して変換し、スタイルと形式を適用してデータをより有意義なものにできます。

DXL を変換するためには、設計要素を構成するタグを処理する XSL ファイルを作成する必要があります。例えば、サンプルの XSL ファイル「Report--AllLSinForm.xsl」では、DXL 文書の特定の部分が選択され、その他の部分は無視されます。選択された部分 (すべて LotusScript® に関連) は、出力が読みやすくなるよう再変換されます。

設計要素の XML を表示するには

このタスクについて

手順

  1. デザインペインで 1 つ以上の設計要素を選択します。
  2. [ツール] - [DXL ユーティリティ] - [ビューアー] を選択します。

    Domino Designer に Notes® クライアントの設計要素の XML が表示されます。

1 つ以上の設計要素の XML をテキストファイルに書き出すには

手順

  1. デザインペインで 1 つ以上の設計要素を選択します。
  2. [ツール] - [DXL ユーティリティ] - [エクスポーター] を選択します。
  3. XML ファイルのファイル名とパスを入力して [保存] をクリックします。

タスクの結果

好みのテキストエディタでファイルを開き、XML ソースを表示または編集できます。

XSL を使用して 1 つ以上の設計要素の XML を変換するには

手順

  1. デザインペインで 1 つ以上の設計要素を選択します。
  2. [ツール] - [DXL ユーティリティ] - [トランスフォーマー] を選択します。
  3. XML の変換に使用する XSL ファイルの名前を選択します。

    Domino Designer にはサンプルの XSL ファイルがいくつか付属しているため、それを選択するか、ファイルシステムを検索して別の XSL ファイルを選択します。

  4. 出力の種類を選択します。画面表示用の画面を選択するか、出力ファイル名を指定します。