現在のユーザー名またはサーバー名を返します。@V3UserName をローカルデータベースやサーバーベースのデータベースにある個人ビューで使用すると、ユーザーの名前が返されます。
ユーザー名に階層が付いている場合、ユーザー名は省略書式 (CN、OU、O、C の識別子を省略した構文) で返されます。名前が正規の基準書式で返されようにするには、@UserName を使用します。
@V3UserName
name
文字列。現在のユーザー名またはサーバー名が返されます。
式をサーバー上で実行する場合、サーバーが現在のユーザーと見なされるため、サーバーの名前が返されます。共有ビューでは @V3UserName を使用しないことをお勧めします。使用すると、予期しない結果が生じます。
@V3UserName を使用すると、現在のユーザーに関連する文書だけを表示できます。例えば、[Service Request] データベースの [Assignments] という個人ビューで @V3UserName を使用して、各技術者の割り当てを、他の技術者のものとは別に表示します。
SELECT @V3UserName=AssignedTo
ただし、この場合でもすべての文書を呼び出すような個人ビューを作成できるため、@V3UserName をセキュリティの手段として使用することはできません。
ユーザー ID が階層 ID の場合は、次のコードによって Fletcher が返されます。
@Right(@Name([CN]; @V3UserName); " ")
ユーザー ID が階層 ID の場合は、次のコードによって FLETCHER が返されます。
@UpperCase(@Right(@Name([CN]; @V3UserName); " "))
CN=Mary Tsen/OU=Illustration/OU=Documentation/OU=Development/
OU=R&D/O=WorkSavers/C=US
@V3UserName では、名前が省略書式で返されます。
Mary Tsen/Illustration/Documentation/Development/R&D/WorkSavers/US
名前が基準書式 (CN、OU、O、C の識別子を付けた書式) で返されるようにするには、@UserName を使用します。