@UrlQueryString (式言語)

Web アプリケーションでは、現在の URL コマンドとパラメータ、または 1 つのパラメータの値が返されます。

注: この関数は Release 6 で新しく追加されました。

構文

@UrlQueryString( parameterName )

パラメータ

parameterName

文字列。オプション。URL コマンドのパラメータの名前を指定します。

戻り値

query

文字列または文字列リスト。

使用法

@UrlQueryString はブラウザのコンテキスト内で実行する式で利用すると便利です。

この関数は、Web アプリケーションの動的 DB2® 照会ビューを作成するのに使用できます。

Notes クライアントで実行すると、常に Null が返されます。

最初の 2 つの例では、次の URL コマンドを使用します。
http://www.acme.com/marketing.nsf?OpenForm&ID=986574&Category=Golf
  1. 次の例では、
    @UrlQueryString

    により、以下のリストが返されます。

    • OpenForm
    • ID=986574
    • Category=Golf
  2. 次の例では、
    @UrlQueryString("Category")

    により、次の文字列が返されます。

    • Golf
  3. 次のコードを使用すると、部門情報を URL の一部として渡すことにより、DB2 照会ビューを動的に作成できます。URL パラメータからの SQL 注入を回避するには、最初のアポストロフィで切り捨てるか、(データにアポストロフィが含まれている可能性がある場合) @ReplaceSubstring を使用して引用符をエスケープします。
       URLParam := @UrlQueryString("Dept");
    Clause := @If( URLParam ="" ; "" ; " AND DeptName='"+ @Word(URLParam; "'"; 1) +"'");
       
       "SELECT D.DeptID , D.DeptName As DeptName , E.DeptID , E.Lastname AS Lastname FROM " + T1 +"  AS D, " + T2 + " AS E WHERE D.DeptID=E.DeptID" + Clause