コードでアクセスしている Notes クライアントウィンドウへの式のコンテキストを更新します。例えば、コードで [Response] という新しいフォームに @Command([Compose]:"Response") を使用してアクセスする場合は、@UpdateFormulaContext を使用して式のコンテキストを新しいフォームに切り替えます。コードのそれ以降のすべての関数は、現在の文書ではなく Response 文書のコンテキストで実行されます。
@UpdateFormulaContext
@UpdateFormulaContext を使用して外部文書から値を抽出したり、外部文書に値を設定したりできます。さらに、@DbName、@DbTitle、@Created、@DocumentUniqueID、@GetDocField、@GetField、@GetProfileDocument などの関数を使用して、文書やデータベース固有の情報にアクセスすることもできます。
この関数は Notes クライアントでのみ有効です。Web アプリケーションでは使用できません。@UpdateFormulaContext は、ユーザーと対話する式でのみ有効です。例えば、対象となる文書がないエージェント、イベント、ツールバーボタン、ホットスポットボタン、アクションなどで使用します。@コマンドを利用できない式では機能しません。
tempfname := fname;
templname := lname;
@Command([Compose];"Response");
@UpdateFormulaContext;
FIELD fname := tempfname;
FIELD lname := templname
tempDate := @GetDocField(@DocumentUniqueID;"CreatedDate");
@Command([NavPrev]);
@Command([EditDocument]);
@UpdateFormulaContext;
@SetDocField(@DocumentUniqueID;"nextCreated";tempDate)