@UndeleteDocument (式言語)

「一時的削除を許可」が選択されているデータベースで、削除された文書を復元します。

注: この @関数は R5 で新しく追加されました。

構文

@UndeleteDocument

使用法

この @関数は、ツールバーボタン式、ホットスポット式、アクション式、エージェント式で使用できます。

削除取り消しを有効にする、つまり削除までの期間を指定できるようにするには、データベースプロパティの [詳細] タブの [一時的削除を許可] チェックボックスをオンにして、[一時的削除の有効期間] に整数値を指定します。削除取り消しが有効な文書は、削除されているように見えますが、指定した時間が経過するまではデータベースに残り、実際には削除されません。

削除取り消しが有効な文書を確認するには、「共有 (削除された文書も表示)」という種類のビューを作成します。削除取り消しが有効な文書を復元するには、「一時的削除の有効期間」が経過する前に @UndeleteDocument を実行します。

次の式は、[共有 (削除された文書も表示)] ビューのアクションで使用します。ユーザーは、このビューで削除取り消しが可能な文書を確認し、選択した文書に対してこのアクションを実行することで文書を復元できます。データベースの「一時的削除を許可」が有効で、「一時的削除の有効期間」が指定されていなければなりません。
@UndeleteDocument