文字列定数

文字列定数は、空白、数字、特殊記号を含め、文字を引用符 ("") またはカッコ ({}) で囲んで指定します。

注: 文字列定数の分離記号としてのカッコは Release 6 で新しく追加されました。

カッコを文字列の分離記号として使用することで、文字列定数 "Hello World" を、"¥"Hello World¥"" ではなく {"Hello World"} と入力できます。

変数名は引用符またはカッコで囲まないでください。引用符またはカッコで囲むと文字列と見なされてしまいます。

数値を文字列として扱いたいときは、引用符またはカッコで囲みます。

空白などの文字を複数含めたいときは @Repeat を使用します。

円記号 (¥) は、文字列定数ではエスケープ文字として扱われます。引用符で区切られた文字列定数に引用符を含めるには、含めたいそれぞれの引用符の前に円記号を付けます。カッコで区切られた文字列定数に右カッコを含めるには、含めたいそれぞれの右カッコの前に円記号を付けます。円記号を文字列定数に含めるには、円記号を 2 つ続けて記述します。

コンパイルされた式では、引用符と中カッコは区別されません。式を含む設計要素を開くと、以前カッコで指定されていたものを含め、すべての定数が引用符で区切られます。カッコで区切られていた定数で以前指定されていた引用符の前には、円記号が付きます。