@TextToNumber (式言語)

文字列を数値に変換できる場合は、変換します。

構文

@TextToNumber( string )

パラメータ

string

文字列または文字列リスト。数値に変換する文字列を指定します。string に数字と文字の両方が含まれる場合、正しく変換するには文字列の先頭が数字でなければなりません。例えば、"12ABC" という文字列を指定すると 12 に変換されますが、"ABC12" という文字列を指定するとエラーになります。

戻り値

number

数値または数値リスト。string が数値に変換されて返されます。

使用法

パラメータがリストである場合、この関数はリストの各要素ごとに処理され、戻り値は同じ数の要素を持つリストになります。

この関数は、テキストフィールドにある数字を、数値型フィールドでの計算に使用できるように数値に変換する場合に便利です。

@DocChildren や @DocDescendants により返される特殊文字列を、@TextToNumber で数値に変換することはできません。

@TextToNumber に文字列以外の値を渡すと、エラーが返されます。

  1. 次の例では、123 が数値として返されます。
    @TextToNumber("123")
  2. 次の例では、123 と 456 が数値リストとして返されます。
    @TextToNumber("123" : "456")
  3. 次の例では、[Cost] というフィールドの内容を数値に変換できないとき、@ERROR が返されます。
    @TextToNumber(Cost)

クロスリファレンス

LotusScript® 言語の Val 関数

LotusScript 言語の Str 関数

LotusScript 言語の CInt 関数

LotusScript 言語の CLng 関数

LotusScript 言語の CSng 関数

LotusScript 言語の CDbl 関数