選択複製により DOLS ダウンロード時間を短縮する

このタスクについて

オフラインで複製するデータを制御することにより、速度の遅い接続を使用しているリモートユーザー向けに購読のサイズを制御し、ダウンロード時間を短縮できます。ユーザーがオフラインで取得するデータを制限するには、次の操作を行います。

手順

  1. メインの購読を開きます。
  2. [データベースのプロパティ] インフォボックスを開きます。
  3. [基本] タブから、[複製の設定] ボタンをクリックします。
  4. [複製の設定] ダイアログボックスで、[詳細] をクリックします。
  5. 以下のいずれかを [選択データベース] フィールドに入力します。
    • 「OfflinleSync/DOLS」 - 購読のすべてのユーザーに適用される設定
    • User/Domain - 指定したユーザーのみに適用される設定
      注: 個別のユーザー設定が「OfflineSync/DOLS」設定よりも優先されます。
  6. 複製の設定を次のように選択します。

    例えば、[文書のサブセットを複製] にチェックマークを付けて、ユーザーのマシンと同期するフォルダやビューを選択できます。また、式で文書を同期することもできます。例えば、[式で選択] をクリックして式を入力し、指定されたユーザーのみが選択されたフォルダを同期できるように設定できます。

    注: DOLS で選択複製式を使用するときは以下の式を追加する必要があります。この式を追加しなかった場合、オフラインユーザーはオフラインアプリケーションを開くことができません。
    |Form="DOLSOfflineConfiguration"

    次の例はこの式を追加した選択複製式の例です。

    SELECT From=@UserName|Form="DOLSOfflineConfiguration"
  7. [OK] をクリックして設定を保存します。

タスクの結果