アプリケーション起動プロパティを設定する

このタスクについて

データベースを開いた時点で表示される内容について、データベースプロパティを使用して設定できます。例えば、すべてのユーザーがアプリケーションのホームページまたは登録ページから開始するように設定できます。あるいは、アプリケーションのさまざまな部分へユーザーがアクセスできるメインナビゲータを表示できます。アプリケーションが Notes クライアントで実行される場合のオプションと、Web で実行される場合のオプションとを個別に設定できます。

手順

  1. アプリケーションが Domino Designer 上に開いていれば、起動プロパティは次のようにしてアクセスします。
  2. アプリケーションナビゲータを展開します。
  3. [アプリケーションのプロパティ] 設計要素をダブルクリックします。プロパティビューが開きます。
  4. プロパティビューの末尾にある [起動] タブをクリックし、必要に応じて設定します。

タスクの結果

データベースを Notes クライアント上で開くと、次の [起動] オプションが実行できるようになります。

ここで次の設定もできます。

Web ブラウザの起動

このタスクについて

Web ブラウザでデータベースを開く場合に表示できる項目を以下に示します。

  • Notes 起動オプションを使用
  • 「データベースについて」文書
  • 指定されたフレームセット
  • 指定されたページ。Domino Designer は、[データベースのプロパティ] インフォボックスで、選択可能なページのドロップダウンリストを提供します
  • 固有のウィンドウのナビゲータ
  • 「データベースについて」文書内の 1 番目の文書リンク
  • 指定された文書リンク
  • ビュー内の 1 番目の文書

アプリケーションの起動プロパティを設定するには

手順

  1. データベースを選択するか開いて、[ファイル] - [プロパティ] または [ファイル] - [アプリケーション] - [プロパティ] を選択します。「データベース」は必ず、プロパティインフォボックスの先頭にあるドロップダウンリストから選択します。

  2. [起動] タブをクリックします。
  3. Notes クライアント用に表示するものと Web クライアント用に表示するものを選択します。
  4. オプション: 最後に表示していたデータベースを表示するかどうかを選択します。
  5. オプション: データベースを最初に開いた場合や「アプリケーションについて」文書が修正された場合に、「アプリケーションについて」文書を表示するかどうかを選択します。

文書リンクの起動を選択する場合

手順

  1. 文書リンクをクリップボードにコピーします。
  2. [データベースのプロパティ] インフォボックスを開きます。
  3. [起動] タブで、[Web で開いたとき] - [指定された文書リンクを起動する] を選択します。
  4. [文書リンクの貼り付け] をクリックします。

複合アプリケーションとしての起動を選択する場合

手順

  1. [データベースのプロパティ] インフォボックスを開きます。
  2. [起動] タブで、[Notes クライアントで開いたとき] ドロップダウンリストから [複合アプリケーションとして起動する] を選択します。
  3. [名前] ドロップダウンリストから、起動するアプリケーションの名前を選択します。ドロップダウンリストのエントリは、データベースにインポートされた、使用可能な複合アプリケーションの .XML ファイルのリストです。
  4. [アプリケーション名] フィールドで名前を選択した後、該当の複合アプリケーション .XML 内で使用可能なページのリストが [ページ名] フィールドのドロップダウンリストで有効になります。複合アプリケーションの起動時に表示するアプリケーションのページを選択します。
  5. 選択を終えたら [データベースのプロパティ] ボックスを閉じます。

Notes クライアントから [ページ] を起動するには

手順

  1. [データベースのプロパティ] インフォボックスの [起動] タブで、[Notes クライアントで開いたとき] - [指定したナビゲータを開く] を選択します。
  2. [ナビゲータの種類] で [ページ] を選択します。
  3. [ページ] の名前を入力、または選択します。

自動的に文書プリビューを表示する

このタスクについて

ユーザーが文書を開く前にプリビューペインが自動的に表示され、そこにデータベースのビューでハイライト表示された文書の内容が表示されるようにできます。これによりユーザーは、文書を 1 つずつ開いて閉じなくても、データベースに何があるかを知ることができます。プリビューペインを自動表示しない場合、ユーザーは [表示] - [文書のプリビュー] を選択してアクセスすることになります。

手順

  1. 設計するデータベースを選択するか開いて、[ファイル] - [アプリケーション] - [プロパティ] を選択します。

  2. [起動] タブをクリックします。
  3. [プリビューペインのデフォルト] をクリックします。このオプションは Notes クライアントからフレームセットを起動している場合は使用できません。
  4. 文書のプリビューペインが表示される位置を選択します。
  5. プリビューペインが自動的に表示されるようにするため、[データベースを開いたときにプリビューを最大化する] チェックボックスをオンにします。このオプションは Notes クライアントから起動プロパティを設定しているときは使用できません。