指定されたユーザーに、サーバーに対する指定された管理者アクセスレベルが与えられているかどうかを調べます。
@ServerAccess( [ access ] ; userName ; serverName )
[ access ]
キーワード。調べるアクセスレベルを表すキーワードを以下から選択します。
[ACCESS]
ユーザーはサーバーに対する管理者アクセス権を持っています。
[CREATEDATABASE]
ユーザーはサーバー上でデータベースを作成できます。
[CREATEREPLICA]
ユーザーはサーバー上でデータベースのレプリカを作成できます。
[CREATETEMPLATE]
ユーザーはサーバー上でマスターテンプレートを作成できます。
[DATABASEACCESS]
ユーザーはサーバーに対する管理者アクセス権を持っています。Access レベルのアクセス権を持つ管理者が実行できるタスクはすべて実行できます。ただし、DatabaseAccess 権を持つユーザーはリモートコンソールコマンドは実行できません。
[FULLACCESS]
ユーザーはサーバーに対する完全な管理者アクセス権を持っています。また、データベースの ACL 設定とは関係なく、このサーバーが管理する全データベースに対する管理者アクセス権が与えられています。
[REMOTEACCESS]
ユーザーはサーバーに対するリモートコンソールコマンドを実行できます。
[RESTRICTEDSYSTEMACCESS]
ユーザーは制限付きシステムコマンドとして定義されているオペレーティングシステムコマンドのみを実行できます。
[SYSTEMACCESS]
ユーザーはサーバーに対するオペレーティングシステムコマンドを発行できます。
[TRACKMESSAGE]
ユーザーはメールメッセージをトラッキングできますが、メールメモの [Subject] フィールドの内容を参照することはできません。
[TRACKMESSAGESUBJECT]
ユーザーはメールメッセージをトラッキングでき、メールメモの [Subject] フィールドの内容を参照できます。
[VIEWONLYACCESS]
ユーザーはサーバーに関する情報を表示する一部のリモートコンソールコマンドを実行できます。ただし、サーバーの運用に影響するリモートコマンドは実行できません。
以上のアクセスレベルは、サーバー管理者が、Domino® Administrator クライアントの [設定] タブにある [サーバー] の [現在のサーバー文書] の [セキュリティ] タブで設定します。
userName
文字列。大文字と小文字は区別されません。アクセス権を調べるユーザーの階層名を、引用符で囲んで指定します。短縮名を指定すると、ゼロが返されます。現在のユーザーの名前を指定する場合は、@UserName を使用できます。
serverName
オプション。文字列。大文字と小文字は区別されません。ユーザーのアクセスレベルを調べるサーバーの名前を、引用符で囲んで指定します。指定しない場合は、現在のデータベースを管理しているサーバーに対するユーザーのアクセス権が返されます。現在のデータベースがローカルであれば、現在のデータベースのデータベース ACL で管理者権限のあるサーバーとして定義されているサーバーに対するユーザーのアクセス権が返されます。管理者権限のあるサーバーが設定されていないときは、ゼロが返されます。
flag
Boolean 型。
@ServerAccess([ACCESS];"Luisa Albright/bay";"ocean/bay")
@ServerAccess([ACCESS];"Luisa Albright/bay")
@ServerAccess([FULLACCESS];@UserName)
@ServerAccess([ACCESS];"Luisa Albright";"ocean/bay")
@ServerAccess([FULLACCESS];"Luisa Albright/bay";"ocean/bay")