セキュリティとアクセス

Notes® Connector または File Connector を使用するエージェントやその他の LotusScript® コードには、制限されていないエージェントを実行可能な権限を持つ Notes ID によって署名する必要があります。これは、このようなコードが使用するスクリプトライブラリも同様です。署名した Notes ID に必要な権限が与えられていないと、これらの Connector 経由のコネクションはエラーでブロックされます。

注: DECS (Domino® 基幹連携サービス) アプリケーションでも、同じような状況が発生します。DECS 内部では、アクティビティの作成時に Notes を参照しようとしたとき、またはキー初期化機能を使用するときに、制限なしエージェントへのアクセスに関する LotusScript のエラーが生成されることがあります。このような機能を使用するには、DECS アプリケーションに制限なしエージェントの実行許可を与える必要があります。

この問題を解消するには、該当するサーバーを含む Domino ディレクトリ内の Domino Server のエントリで [制限なし LotusScript/Java エージェントの実行] フィールドに「Notes Template Development/Notes」という ID を追加します。[制限なし LotusScript/Java エージェントの実行] フィールドは、[セキュリティ] タブにあります。または、[制限なし LotusScript/Java エージェントの実行] フィールドに既に定義されている Notes ID を使用して、DECS Administrator データベースに署名し直します。