UNIX 上のアドミニストレータクライアントを使用して DB2® への接続を設定するときのサンプルの手順を次に示します。 設定の詳細については、DB2 のマニュアル『DB2 Clients for xxx のインストール』 (xxx は UNIX オペレーティングシステム) を参照してください。次に示す手順は、UNIX 上で動作するサーバー用のアドミニストレータクライアントをインストールする場合の例で、TCP/IP を使用するものとします。
db2inst1c 3700/tcp
# DB2 connection service port
db2inst1i 3701/tcp
# DB2 interrupt connection service port
この例では、db2inst1c は service_name パラメータの値で、db2inst1i は任意の値です。3700 と 3701 は接続と割り込み用のポート番号で、TCP がプロトコルです。ポート番号 3700 は任意の番号でかまいませんが、ファイル内で一意でなければなりません (番号は重複できません)。また、2 番目のポート番号も一意でなければならず、最初のポート番号に 1 を加えた番号にします。サーバーマシンでのサービスファイルの設定では、この 2 つの番号と同じ番号を使用しなければなりません。
CATALOG TCPIP NODE nodename REMOTE hostname SERVER servicename
この例の nodename はこの接続を参照するための名前です。hostname は DB2 サーバーマシンの TCP/IP 名です。そして、servicename はサービスファイルに入力したインスタンス名です (サービスファイルで割り込み接続用のポートを入力した場合でも、最初のポートを使用してコマンドを 1 回発行するだけでかまいません)。
CATALOG DATABASE databasename AS local_database_alias AT NODE nodename
この例では、databasename は DB2 サーバー上のデータベースの名前で、local_database_alias にはサーバーマシンからデータベースに接続するときに使用する名前を指定します。nodename は上記の CATALOG TCPIP コマンドで指定した名前です。
CONNECT TO local_database_alias USER username USING password
この例では、local_database_alias は上記でカタログしたエイリアスで、username には DB2 の正しいユーザー名を入力します。