Remove (NotesCalendarEntry - LotusScript®)

会議のエントリ (複数可) を削除します。

定義位置

構文

Call notesCalendarEntry.Remove( comments$ , [ scope% ] , [ recurid$ ] )

パラメータ	説明
`scope`	整数。反復操作の範囲: `CS_RANGE_REPEAT_ALL` (1) `CS_RANGE_REPEAT_CURRENT` (0) `CS_RANGE_REPEAT_FUTURE` (3) (当該要素を含む) `CS_RANGE_REPEAT_PREV` (2) (当該要素を含む)
`recurid`	String 型。反復するカレンダーイベントの反復識別子 (`RECURRENCE-ID` アイテム)。反復識別子の形式は、UTC 形式での時刻です (`20120913T160000Z` など)。

可能性のある例外 (lsxbeerr.lss)	値	テキスト	説明
`lsERR_NOTES_ERR_INVALIDID`	4757	無効 ID	NotesCalendarEntry オブジェクトの識別子が無効です。
`lsERR_NOTES_ERR_RECURID_NOTFOUND`	4808	反復識別子が見つかりません。	NotesCalendarEntry オブジェクトの反復識別子が無効です。
`lsERR_NOTES_ERR_IDNOTFOUND`	4814	ID が見つかりません	NotesCalendarEntry オブジェクトの反復識別子がカレンダーのエントリを示していないか、反復識別子の `scope` と `recurid` がありません。

使用法

このメソッドは会議のエントリを処理し、通知は処理しません。

使用法

AutoSendNotices が true の場合、remove は以下のように機能します。

会議以外のエントリ (予定など) を削除します (完全に削除します)。
自身が主催者になっている会議をキャンセルし、カレンダーから削除します。
自身が参加者になっている会議を辞退し、カレンダーから削除します。

AutoSendNotices が false の場合、remove はエントリを削除します (完全に削除します)。

このメソッドは会議のエントリを処理し、通知は処理しません。

例

このエージェントは、指定された UID のエントリ (またはすべての繰り返しエントリ) を削除します。

Sub Initialize
	Dim session As New NotesSession
	Dim maildb As New NotesDatabase("", "")
	Dim cal As NotesCalendar
	Dim cale As NotesCalendarEntry
	Dim uid As String
	Dim recurid As String
		uid = session.Getenvironmentstring("currentuid")
	If uid = "" Then
		MessageBox "No current UID",, "Error"
		Exit sub
	End If
	recurid = session.Getenvironmentstring("currentrecurid")
	Call maildb.Openmail()
	Set cal = session.getCalendar(maildb)
	Set cale = cal.Getentry(uid)
	If recurid = "" Then
		Call cale.Remove()
		MessageBox "UID = " & uid,, "Removed entry"
	Else
		Call cale.Remove(recurid, Cs_range_repeat_all)
		MessageBox "UID = " & uid & ", Recur ID = " & recurid,, _
		"Removed all entry instances"
	End If
End Sub

クロスリファレンス

Java™ NotesCalendarEntry クラスの remove メソッド