@OrgDir (式言語)

サービスプロバイダ (xSP) 環境で、現在認証されているユーザーが登録されている会社のサブディレクトリ名を返します。この情報は組織の認証者文書から取り出されます。

注: この関数は Release 6 で新しく追加されました。

構文

@OrgDir

戻り値

subdirectory name

String 型。現在のユーザーが登録されている会社のデータディレクトリが存在するサブディレクトリの名前です。

使用法

現在認証されているユーザーがホステッドオーガニゼーションに登録されていない場合や、匿名ユーザーとして認証されている場合、またはこの関数が xSP 以外の環境で起動された場合は、空の文字列 ("") が返されます。

Acme というホステッドオーガニゼーションのデータディレクトリのサブディレクトリの絶対パス名が C:¥Notes¥Data¥Acme の場合、次のコードによって、現在のデータベースと同じ名前で同じサーバーにあり、ただし Acme という組織のサブディレクトリに存在するデータベースが開かれます。 次の式では、@OrgDir により「Acme」が返されます。
@Command([FileOpenDatabase];@ServerName + ":" + @OrgDir + "¥¥" + @DbName[2])