@IsNull (式言語)

Null 値かどうかを調べます。1 つの文字列値で値が Null の場合にのみ True を返し、そうでない場合は False を返します。値がエラーのときも False を返します。

注: この @ 関数は、Release 6 で新しく追加されました。

構文

@IsNull( value )

パラメータ

value

任意のデータ型。任意の値を指定できます。

戻り値

flag

Boolean 型

使用法

他の関数で空のフィールドを使用するとエラーが生じることがあるため、その前にこの関数で空のフィールドかどうかを調べます。

この関数をフィールド式として使用すると、[OriginalList] フィールドの文字列リストの各要素の平方根が計算されます。まず @IsNull を使用して [OriginalList] フィールドに値があることを確認し、値がない場合は平方根の計算を行わないようにします。OriginalList に 4: 25 が含まれていれば結果は 2; 5 となります。OriginalList が Null フィールドであれば、結果は Null フィールドとなり、エラーではありません。
@If(@IsNull(OriginalList); @Nothing;
@Transform(OriginalList; "x";
@If(x >= 0; @Sqrt(x); @Nothing)))