LCSession の拡張機能

LEI (IBM® Lotus Enterprise Integrator®) では、LEI を使用しないユーザーからは使用できないプロパティの追加により、LCSession クラスの機能が拡張されています。また、LCSession クラスには、アクティビティレベルのプロパティとロギングをサポートする追加メソッドも用意されています。Lotus® Connector クラスの LEI 向け追加機能は、LEI および LEI Administrator と組み合わせて使用する場合にのみ使用できます。

LEI Administrator とロギングを使用するかどうかは、LCSession クラスのオブジェクトを作成したときに決定されます。LEI Scripted アクティビティでは、最初に作成される Lotus Connector クラスのオブジェクトは、LCSession オブジェクトでなければなりません。

LEI Scripted アクティビティを実行する場合は、アクティビティフォームのすべてのプロパティフィールドにスクリプトからアクセスできます。

LCSession プロパティには、いくつかの方法でアクセスできます。

LEI を使用する場合は、各セッションの名前と既存のコネクション文書の名前も指定する必要があります。Dim LCSession を名前付きのセッションとして指定する必要があります。これはデフォルトのログ文書名となります。また、LCConnection を、LEI Administrator で作成された既存の名前付きコネクション文書として宣言する必要があります。

次にステートメント構文の例を示します。

Uselsx "*lsxlc"
Sub Initialize
	DIM MyLEISession As New LCSession ("MainLEISession")
	Dim MyNotesConnection as New LCConnection("MyNotesConn")
	Dim MyOracleConnection as New LCConnection("MyOracleConn")

上記の例では、「MyNotesConnection」と「MyOracleConn」が LEI Administrator の既存の名前付きコネクション文書と見なされます。 LEI 向けの LC LSX (Lotus Connector LotusScript Extensions) スクリプトを記述するときは、LCSession に名前を付ける必要があります。指定した名前は、デフォルトのログ文書名として使用されます。セッションに名前を付けることで、LEI アクティビティのログ文書のサポートが有効になります。