例: ユーザー環境にアクセスする

  1. 次のビュー選択式は、[From_1] フィールドが現在のユーザーの名前と一致する文書だけをビューに表示します。比較しやすいように、[From_1] と @UserName はどちらも、階層名の共通名部分だけに短縮されます。
    SELECT @Name([CN]; @UserName) = @Name([CN]; From_1)
  2. 次の列式では、@Name 関数によって [From] フィールドから共通名を抽出します。
    Subject + "  (" + @Name([CN]; From) + @DocDescendants(")"; ", % response)"; ", % responses)")
  3. 次の式では、ユーザー環境に関する情報が表示されます。@MailDbName からの戻り値はサーバー名とパス名が入った 2 要素のリストで、2 つの要素を連結します。
    @Prompt([Ok]; "User name"; @Name([CN]; @UserName));
    @Prompt([Ok]; "Mail database"; @Implode(@MailDbName));
    @Prompt([Ok]; "Platform"; @Platform);
    @Prompt([Ok]; "Notes version"; @Version)
  4. これは、[By Author] ビューの最初の列の式です。通常は区別名が入った [From] フィールドを、姓、カンマ、名の形式に変換します。
    AuthorName := @If(!@IsAvailable(From);"Anonymous";@Name([CN]; From));
    Name := @Trim(@Word(AuthorName; "("; 1));
    LastName := @RightBack(Name; " ");
    FirstName := @LeftBack(Name; " ");
    CombinedName := LastName + ", " + FirstName;
    @If(CombinedName = ", "; Name; CombinedName)
  5. 次の例は、フォームの [Password] フィールドの入力確認式です。パスワードは、作成者が入力するときには表示されますが、文書の保存時にはコード化されて読めなくなります。
    @Password(Password)