@Do (式言語)

表現式を左から右へ評価し、リスト内の最後の表現式の値を返します。

構文

@Do( expressions )

パラメータ

expressions

@Do に評価させる表現式で、いくつでも指定できます。複数の式を指定する場合は、セミコロンで区切ります (例: expression1 ; expression2 ; expression3)。

戻り値

lastExpression

最後の表現式の値が返されます。

使用法

この関数は、エージェント、ホットスポットボタン、ツールバーボタンで使用すると便利です。また、1 つの @関数内で複数の表現式を実行する場合にも便利です。列式や選択式では使用できません。

次の式では、ユーザーに現在の文書を編集するかどうかを尋ねるダイアログボックスが表示されます。ユーザーが [はい] を選択すると別のダイアログボックスが表示され、ユーザー名の入力が求められます。ユーザーがここで [キャンセル] を選択すると、式は実行を中止します。ユーザーが名前を入力して [OK] を選択すると、文書が編集モードで開きます。

最初のダイアログボックスでユーザーが [いいえ] を選択した場合は、別のダイアログボックスが表示されます。この場合は、ユーザーが文書を編集しないことを選択したというメッセージが表示され、ビュー内の次の文書に移動します。

@If(@Prompt([YESNO]; "Question";
"Edit this document?");
@If(@Prompt([OKCANCELEDIT]; "Positive Response";
"You have chosen to edit this document. Select OK if the name below is correct.";
@UserName) != "ERR_CANCEL";
@Command([EditDocument]);@Return(""));
@Do(@Prompt([OK]; "Negative Response";
"You have chosen not to edit this document. Select OK to continue to the next document.");
@Command([NavNext])))