シークレット暗号キーを配布する

このタスクについて

シークレット暗号キーを配布する際には 2 つのオプションがあり、メールでユーザーに送信するか、シークレット暗号キーをファイルに保存してそのファイルをユーザーに渡すことができます。メールで送信するほうが簡単です。Notes® クライアントでは、パブリックキーの暗号化を自動的に使用して、シークレットキーがメール送信されるときに保護し、シングルクリックでシークレットキーを ID ファイルに追加できるようにします。シークレットキーを書き出すことによって、KEY ファイルが作成されます。この KEY ファイルはディスクに保存して同僚に渡すことができます。同僚は、自分のコンピュータ上の [ユーザー ID] ダイアログボックスの [シークレットキーの呼び出し] ボタンを使用して、ユーザー ID にそのシークレットキーを追加する必要があります。

Notes メールを使用していないアプリケーションユーザーにシークレットキーを配布する場合は、シークレットキーをファイルに書き出すようにしてください。電子メールを介してキーを取り出したり、マージしたりできるのは、Notes メールのユーザーだけです。次に、受信者の ID ファイルとパスワードの安全性について確信が持てない場合、慎重な扱いを要するシークレットキーなどにメールシステムを使用するのは安全性に問題があると考えるべきでしょう。

シークレット暗号キーをメール送信するには

このタスクについて

暗号キーをメールで送信すると、メールメッセージはデフォルトで署名、暗号化されます。

手順

  1. 1 つ以上のシークレットキーを作成したら、配布する前に、自分のユーザー ID に必ず暗号キーをマージしてください。
  2. 自分のブックマークのページから、[ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ] を選択します。
  3. Notes パスワードを入力します。
  4. [Notes データ] - [文書] をクリックします。
  5. [シークレットキー名] の下で、送信するシークレット暗号キーを選択します。
  6. [シークレットキーの送信] をクリックします。
  7. シークレットキーを送信するユーザーの名前を [宛先] フィールド ([アドレス] をクリックして [個人アドレス帳] から選択) に入力します。
  8. CC フィールドには、シークレットキーが送信されたことは知る必要があり、シークレットキーの取得は必要がないユーザーの名前を入力します。
  9. [送信] をクリックします。
  10. オプション: ユーザーがメールや書き出しによって他のユーザーにシークレットキーを転送できるようにする場合は、[すべての受信者にメールや書き出しでキーを転送することを許可する] チェックボックスをオンにします。
  11. [OK] をクリックします。

暗号キーをファイルに書き出すには:

このタスクについて

暗号キーをディスクに配布できるファイルに書き出すには:

手順

  1. 1 つ以上のシークレットキーを作成したら、配布する前に、自分のユーザー ID に必ず暗号キーをマージしてください。
  2. 自分のブックマークのページから、[ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ] を選択します。
  3. Notes パスワードを入力します。
  4. [Notes データ] - [文書] をクリックします。
  5. 書き出すキーを選択して、[その他のアクション] - [シークレットキーの書き出し] をクリックします。
  6. オプション: 次の操作を実行して、暗号キーを使用できるユーザーを限定します。
    1. [使用の制限] をクリックして、このファイルを使用できるユーザーを 1 人に限定します。
    2. ユーザーの階層名を入力します。
    3. [キーの書き出しや他者への転送を認める] を選んで、受信者がキーを書き出したり、他のユーザーにメールで送信できるようにし、[OK] をクリックします。
  7. [パスワード] ボックスで、次の操作のどちらかを実行します。
    • パスワードを入力してファイルを保護します。[確認] ボックスにパスワードを再入力し、[OK] をクリックします。
    • [パスワードなし] をクリックします。
  8. ファイル名を入力し、ファイルを保存するディレクトリを選択します。[OK] か [保存] をクリックし、[終了] をクリックします。