@DDEInitiate (式言語)

DDE サーバーとの接続を開始し、接続 ID を返します。

注: DDEInitiate は UNIX と Macintosh ではサポートされていません。

構文

@DDEInitiate( application ; topic )

パラメータ

application

文字列。DDE 接続を開始するアプリケーション名を指定します。このアプリケーションは @DDEInitiate を呼び出す前に必ず起動しておきます。applicationtopic の値は、アプリケーションによって異なります。通常、アプリケーションのマニュアルの索引にある「DDE」の項に適切な値が記載されています。

topic

文字列。使用するデータファイルを指定します。このファイルは @DDEInitiate を呼び出す前に必ず開いておきます。

戻り値

conversationID

この ID は特定の DDE 接続を識別します。これは、@DDEExecute と @DDEPoke でコマンドやデータを渡し、最後に @DDETerminate で接続を終了するために必要です。接続を開始できない場合はエラーが返されます。@IsError を参照してください。

使用法

この関数は、主にフィールド式、エージェント、ツールバーボタンで使用します。Macintosh は DDE に対応していないため、DDE コマンドは Macintosh クライアント上では使用できません。この関数は列式や選択式では使用できません。また、ウィンドウタイトル式やフォーム式でも使用できません。

ユーザーの notes.ini ファイルに次のステートメントが含まれている場合は、

NoExternalApps=1

@DDE 関数を使用する式はすべて無効になります。この場合、式が失敗するだけでエラーメッセージは表示されません。

最高 10 個の DDE 接続を同時に実行できます。ただし、通常は、一度に 1 つの接続だけを実行するようにします。DDE 接続が完了したら、必ず DDE 接続を終了してください。そうしないと、セッション数が足りなくなり、必要なときに接続を開始できなくなります。

この関数は、Web アプリケーションでは使用できません。

開始の失敗

接続を開始できない場合、エラーが返されます。@IsError を参照してください。接続が開始できない原因を次に示します。

@DDEExecute を参照してください。