DB2 Connector のプロパティ

以下の表に、Lotus® Connector for DB2® のプロパティの定義を示します。

プロパティトークン

プロパティ名/説明

タイプ

LCTOKEN_DATABASE

データベース

コネクションの確立に使用する DB2 データベース名を指定します。必須。

テキスト

"db2verx"

LCTOKEN_ USERID

Userid

DB2 が認識するユーザー名を指定します。このユーザー名は、特定のデータベースへのアクセスの認証に使用されます。

必須。

テキスト

"db2inst1"

LCTOKEN_ PASSWORD

パスワード

DB2 が認識する特定のユーザー名に関連付けられたパスワードを指定します。

必須。

テキスト

"dbinstpass"

LCTOKEN_ METADATA

メタデータ

オペレーション時にアクセスする DB2 のテーブル名を指定します。

テキスト

"DBINST1.EMP_TABLE"

LCTOKEN_ INDEX

Index 型

DB2 の索引名を指定します。

テキスト

"DBINST1.EMPID"

LCTOKEN_ MAP_NAME

MapByName

データソースと LEI ( IBM® Lotus Enterprise Integrator®) および DECS (Domino® 基幹連携サービス) の間でデータを転送するときに、フィールドと列を名前と位置のどちらでマッピングするかを指定します。

Boolean 型

True (1)

LCTOKEN_ WRITEBACK

ライトバック

LCXUpdate オペレーションまたは LCXRemove オペレーションがライトバックオペレーションであるかどうかを指定します。

Boolean 型

True (1)

LCTOKEN_ FIELDNAMES

FieldNames

オペレーションの実行対象となるフィールドのテキストリストを表示します。

TextList

"EMPID, FNAME, LNAME"

LCTOKEN_ ORDERNAMES

OrderNames

結果を並べ替えるためのフィールドのテキストリストを表示します。

TextList

"LNAME, MGR"

LCTOKEN_ CONDITION

条件

選択、キーによる更新、および削除オペレーションに使用する DB2 固有の構文条件節を指定します。有効な構文でなければなりません。

テキスト

"EMPID = 1123"

LCTOKEN_ STAMPFIELD

StampField

タイムスタンプフィールドのフィールド名を指定します。

テキスト

"MODIFIED"

LCTOKEN_ BASESTAMP

BaseStamp

結果セットに含まれる最小のタイムスタンプ値を指定します。

日付/時刻

11/17/2000 12:00 AM

LCTOKEN_ MAXSTAMP

MaxStamp

現在のタイムスタンプ値を表示します。選択オペレーション時に、現在のタイムスタンプ値が Connector によって設定されます。

日付/時刻

09/27/2000 01:38 PM

LCTOKEN_ TEXT_FORMAT

TextFormat

NATIVE 以外の DB2 キャラクタセットを指定します。

テキスト

"IBMCP932"

LCTOKEN_ PROCEDURE

プロシージャ

LCXCall メソッドで実行するストアドプロシージャを指定します。

テキスト

"DBINST1.PROC1"

LCTOKEN_ OWNER

Owner

結果セットを表示します。

このプロパティで指定された名前のオーナーが所有するオブジェクトだけが、結果セットに含まれます。

テキスト

"DBINST1"

LCTOKEN_ ALT_METADATA

AlternateMetadata

METADATA および FIELD カタログの動作に適用されます。標準メタデータ型ではなく、代替メタデータ型のオブジェクトのリストを返します。

Boolean 型

True (1)

LCTOKEN_ RECORD_LIMIT

RecordLimit

結果セット内の最大レコード数を指定します。生成される結果セットのレコードは、この数に制限されます。0 (デフォルト) を指定するとレコード数は制限されません。

Integer

10.00

LCTOKEN_ SCROLLABLE

Scrollable

DB2 でフェッチカーソルがスクロール可能かどうかを指定します。

注: スクロール可能なカーソルをサポートしているのは、現時点では LotusScript® と LCJava のみです。スクロール可能なカーソルは、デフォルトでは無効になっていますが、スクリプトでコネクションプロパティ「SCROLLABLE」を True (1) に設定すると有効になります。

Boolean 型

True (1)

LCTOKEN_ POSITION

位置

スクロール可能なカーソルの開始点を指定します。

Integer

1.00

 

CommitFrequency

コミット間に許可される変更アクションの回数を指定します。0 を指定すると、切断時にコミットが実行されます。1 を指定すると、アクションのたびに自動的にコミットされます。それ以外の値を指定すると、この回数のデータ変更アクションがあるたびにコミットが実行されます。

Integer

10.00

2.00

RollbackOnError

セッションがエラー状態の場合に、切断時に現在のトランザクションをロールバックするかどうかを指定します。

Boolean 型

True (1)

3.00

CreateMaxLogged

ログの作成時に作成される CLOB/BLOB 列の最大長を指定します。この値は、テーブルの作成時に使用されます。

メタデータの作成時にこの値より長くなった場合には、オプション NOT LOGGED COMPACT が使用されます。

0 は、最大長が指定されていないことを示します。制限なし列は、常にこのオプションで作成されます。

Integer

128.00

4.00

NoJournal

データベースに非ジャーナルデータが含まれるかどうかを指定します。非ジャーナルデータが含まれる場合、トランザクションの分離レベルは SQL オペレーションを許可するために非コミット読み取りに設定されます。

Boolean 型

False (0)

5.00

CreateInDatabase

テーブルを作成する CREATE TABLE 照会に、「IN DATABASE <dbname>」を追加します。

テキスト

"DBINST1.EMP_TABLE2"

6.00

TraceSQL

アクティビティの実行中に生成されたすべての SQL ステートメントがアクティビティのログに記録されるように指定します。

Boolean 型

True (1)