ユーザーの DOLS 購読のインストール方法をカスタマイズする

このタスクについて

開発者は、ユーザーが購読をインストールして管理できる方法として、Web コントロールかアイコンのいずれかを選択できます。いずれかを選択して、適切な設計要素を購読のメインデータベースにコピーする必要があります。次に、購読のメインフレームセットにフレームを作成して、Web コントロールまたはアイコンのいずれかをそのフレームに配置します。

Web コントロールを使用する

このタスクについて

ユーザーが購読をインストールする方法としては、Web コントロールによるものをお勧めします。

[DOLS Web Control] ページ (DOLRES.NT 内) は、購読で [オフラインにする] と [オンラインにする] の両メニュー項目を使用できるようにする ActiveX (Internet Explorer ブラウザの場合) やプラグイン (Mozilla ブラウザの場合) をロードします。ユーザーが [オフラインにする] または [オンラインにする] をクリックすると、購読のインストールなどのオプションを選択できます。

[Web Control] ページの内容は他のページや設計要素にカットアンドペーストできますが、この方法では、その後のアップデート時に変更が自動的に反映されません。

[DOLS Web Control Bitmaps] ページ (DOLRES.NTF 内) にはデフォルトのイメージが含まれており、ユーザーがこれをクリックすると [Web Control] メニューを開くことができます。独自のイメージファイルにデフォルトのファイルと同じ名前を付け、デフォルトのファイルを削除してこのファイルに置き換えると、デフォルトのイメージをその独自のイメージに置き換えることができます。

デフォルトのイメージファイルを独自のイメージファイルで上書きするには、そのイメージファイルに次の名前を付ける必要があります。

  • DOLCONTROLDEFAULT.BMP - 購読がインストールされていないときに表示されるビットマップ
  • DOLGOOFFLINE.BMP - インストールされた購読をユーザーがオンラインで開いているときに表示されるビットマップ
  • DOLGOONLINE.BMP - インストールされた購読をユーザーがオフラインで開いているときに表示されるビットマップ

デフォルトのビットマップを変更する理由として、ビットマップにデフォルトで表示される英語を別の言語に置き換える場合があります。または、「購読のインストール」、「Go Offline」、「Go Online」以外のオプション名を使用したり、別の色を使用する場合もあります。

購読のメインフレームセットの中に Web コントロール用のフレームを作成する必要があります。デフォルトのビットマップファイルのサイズは 64 × 16 ピクセルです。ビットマップのデフォルトのサイズを変更するには、[DOLS Web Control] ページで JavaScript を編集します (ビットマップが含まれているフレームのサイズも調整します)。

購読ごとに割り当てできる Web コントロールは 1 つのみです。

アイコンを使用する

このタスクについて

[DOLS Load Download] ページには DOLS.GIF というアイコンが含まれています。これは購読にある新規フレームにロードされます。Web コントロールとは異なり、ポップアップメニューは表示されません。ユーザーは、このアイコンをクリックして購読をインストールします。購読をインストールした後で、購読を管理するには Domino Sync Manager を使用する必要があります。この管理には、例えば、購読を同期する処理や、購読をオンラインまたはオフラインで開く処理があります。

Web コントロールの代わりにこのページを使用すると、購読のダウンロード時間を短縮できます。または、購読のダウンロードに使用するアイコンに自社のロゴを使用することもできます。このページは、アプリケーションのフレームセットに組み込んで使用することをお勧めします。JavaScript は他のページや設計要素にカットアンドペーストできますが、この方法では、今後のアップデート時に変更が自動的に反映されません。

DOLS.GIF を独自のイメージに置き換えるには、DOLRES.NTF を開いて [共有リソース] - [イメージ] を選択し、[新規イメージリソース] をクリックしてイメージを追加します。次に、[DOLS Load Download] ページに組み込まれている JavaScript に記述された DOLS.GIF への参照をその独自のイメージの名前に置き換えます。