DB2 CAE および DDCS による接続

IBM® Lotus Enterprise Integrator® (LEI) は、DB2® へのネイティブ接続が可能です。 これによって、DB2 がサポートされているすべてのプラットフォームで DB2 への直接接続が提供され、これまでの ODBC を介した DB2 接続が拡張されます。ネイティブなインターフェースによって速度が改善され、ODBC 経由ではアクセスできなかったネイティブなデータ型もサポートされます。このセクションでは、Distributed Database Connection Services® (DDCS) によるネイティブな DB2 接続の設定方法について説明します。

はじめに

データ転送のためのネットワーク接続を確立するために、サーバーと DB2 システムにネットワーク通信プログラムがインストールされていなければなりません。サーバーが動作するオペレーティングシステムと DB2 が置かれているオペレーティングシステムの種類 (プラットフォーム) によって、アドミニストレータクライアントまたは DDCS のどちらをインストールするのかが決まります。これらの通信プログラムには 製品が利用できます。アドミニストレータクライアントは、DB2 版の CD-ROM にも入っています。マシンは、アドミニストレータクライアントまたは他のランタイムの DB2 環境 (例えば DB2 サーバー) を介して接続できなければなりません。

Windows 上の DDCS で DRDA® アプリケーションサーバー (DB2 for MVS/ESA など) にアクセスするには、APPC プロトコルのサポートもインストールしなければなりません。この場合、Microsoft SNA サーバーバージョン 2.11 以上が必要です。

接続を試みる前に、DB2 のコマンドラインプログラム (DB2 によって提供されているもの) または接続テストプログラム DCTEST を使用して接続を確認してください。