@コマンド

@Command 関数と @PostedCommand 関数は Notes のコマンドを実行します。@Command と @PostedCommand の最初の引数は、Notes コマンドを指定するキーワード引数です。Notes コマンドによっては他の引数も必要になる場合もあります。

@PostedCommand は、Notes R3 と R4 で実行されるアプリケーション内で使用しなければなりません。@Command と @PostedCommand の違いは評価の順序にあります。

@Command と @PostedCommand で実行するコマンドはたいへん数が多く、その内容も独自なため、@コマンドと呼んで他の @関数とは別のカテゴリとして扱います。@コマンドの名前には、@Command や @PostedCommand へのキーワード引数である最初の引数の名前を使用します。

ほとんどの @コマンドは、次の例のようにメニューコマンドと同じ操作を実行します。以下に例を示します。

@Command([AddDatabase]; "Legal1":"Trademrk.nsf")
@Command([AdminRegisterUser])
@PostedCommand([DesignForms])
@PostedCommand([EditDown]; "5")

@コマンドを使用するときは、2 次的動作と評価の順序を考慮しなければなりません。

@コマンドは、ツール、イベント、ボタンホットスポット、アクションホットスポット、アクションの各式で使用できます。また、対象文書のないエージェントでも使用できます。制限事項の詳細については、個々の @コマンドの説明を参照してください。

NoExternalApps 環境変数を 1 に設定することにより、@コマンド関数を含む式を無効にすることができます。この場合、式が実行されないだけで、ユーザーにはエラーメッセージは表示されません。