レイヤーを作成すると、レイヤーの位置にはデフォルトの値が割り当てられます。この値を変更すると、レイヤーの位置をいくつかの範囲内で変更できます。レイヤーの位置は、レイヤーを含むブロック (親要素ともいう) に対する相対値で指定します。
レイヤーの位置 |
説明 |
デフォルト値 |
---|---|---|
上 |
レイヤーの上端の位置を指定します。 |
[自動] を選択すると、元の位置 (挿入点) に対して垂直になるようレイヤーの先頭が配置されます。 |
左揃え |
レイヤーの左端の位置を指定します。 |
[自動] を選択すると、元の位置 (挿入点) に対して水平になるようレイヤーの左端が配置されます。 |
Width |
レイヤーの幅、つまり左端に対する右端の相対的な位置に基づく値を指定します。 |
ウィンドウの場合も親要素の場合も、それぞれの幅の 1/3 です。 |
高さ |
レイヤーの高さ、つまり上端に対する下端の相対的な位置に基づく値を指定します。 |
ウィンドウの場合も親要素の場合も、それぞれの高さの 1/3 です。 |
Z-インデックス |
レイヤーを重ねる順序、つまりレイヤーを含む親要素の最前面からのレイヤーの枚数を指定します。 |
0、つまり親要素の最前面です。 |
次の表は、各位置で適用可能な値をまとめたものです。
レイヤーの位置 |
値 |
説明 |
---|---|---|
上 |
ピクセル |
親要素の上端からの距離 (ピクセル単位) です。 |
インチ |
親要素の上端からの距離 (インチ単位) です。 |
|
em |
親要素の上端からの距離 (em 単位) です。 |
|
Percent |
親要素の高さに対するパーセンテージとして計算された、親要素の上端からの距離です。 |
|
Characters |
親要素の上端からの距離 (文字単位) です。 |
|
自動 |
上端のデフォルト位置です。元の挿入点の上端に対して垂直になるよう、レイヤーの上端が配置されます。 |
|
左揃え |
ピクセル |
親要素の左端からの距離 (ピクセル単位) です。 |
インチ |
親要素の左端からの距離 (インチ単位) です。 |
|
em |
親要素の左端からの距離 (em 単位) です。 |
|
Percent |
親要素の幅に対するパーセンテージで計算した、親要素の左端からの距離です。 |
|
Characters |
親要素の左端からの距離 (文字単位) です。 |
|
自動 |
左端のデフォルト位置です。元の挿入点に対して水平になるようレイヤーの左端が配置されます。 |
|
Width |
ピクセル |
レイヤーの幅 (ピクセル単位) です。 |
インチ |
レイヤーの幅 (インチ単位) です。 |
|
em |
レイヤーの幅 (em 単位) です。 |
|
Percent |
親要素の幅に対するパーセンテージで計算した、レイヤーの幅です。 |
|
Characters |
レイヤーの幅 (文字単位) です。 |
|
自動 |
[自動] を選択すると、レイヤーの内容に基づいて自動的に幅が設定されます。 |
|
高さ |
ピクセル |
レイヤーの高さ (ピクセル単位) です。 |
インチ |
レイヤーの高さ (インチ単位) です。 |
|
em |
レイヤーの高さ (em 単位) です。 |
|
Percent |
親要素の高さに対するパーセンテージで計算した、レイヤーの高さです。 |
|
Characters |
レイヤーの高さ (文字単位) です。 |
|
自動 |
[自動] を選択すると、レイヤーの内容に基づいて自動的に高さが設定されます。 |
|
Z-インデックス |
Integer |
Z-インデックス値の高いレイヤー (「レイヤー A」とします) がユーザーに近い位置に配置されます。つまり、Z-インデックス値の低いレイヤー (「レイヤー B」とします) の前面にレイヤー A が配置されます。重なっているレイヤーのうちレイヤー A が不透明な場合、レイヤー A の内容によりレイヤー B の内容が非表示になります。また、レイヤー A が透明であっても、レイヤー B の内容はクリックしたり選択したりできません。 マイナスの Z-インデックス値は、そのレイヤーをクリックまたは選択できないように、親要素の内容よりも背面に配置されます。プラスの Z-インデックス値 (≧0) は、重ねた親要素の内容をクリックまたは選択できないように、親要素の内容よりも前面に配置されます。 |