レイヤーの位置を変更する

このタスクについて

レイヤーを作成すると、レイヤーの位置にはデフォルトの値が割り当てられます。この値を変更すると、レイヤーの位置をいくつかの範囲内で変更できます。レイヤーの位置は、レイヤーを含むブロック (親要素ともいう) に対する相対値で指定します。

手順

  1. レイヤーを選択します。
  2. [レイヤー] - [レイヤーのプロパティ] を選択して、[位置] タブをクリックします。
  3. 次の表の説明に従って、位置とその値を選択します。

タスクの結果

レイヤーの位置

説明

デフォルト値

レイヤーの上端の位置を指定します。

[自動] を選択すると、元の位置 (挿入点) に対して垂直になるようレイヤーの先頭が配置されます。

左揃え

レイヤーの左端の位置を指定します。

[自動] を選択すると、元の位置 (挿入点) に対して水平になるようレイヤーの左端が配置されます。

Width

レイヤーの幅、つまり左端に対する右端の相対的な位置に基づく値を指定します。

ウィンドウの場合も親要素の場合も、それぞれの幅の 1/3 です。

高さ

レイヤーの高さ、つまり上端に対する下端の相対的な位置に基づく値を指定します。

ウィンドウの場合も親要素の場合も、それぞれの高さの 1/3 です。

Z-インデックス

レイヤーを重ねる順序、つまりレイヤーを含む親要素の最前面からのレイヤーの枚数を指定します。

0、つまり親要素の最前面です。

レイヤー位置の値の一覧

このタスクについて

次の表は、各位置で適用可能な値をまとめたものです。

レイヤーの位置

説明

ピクセル

親要素の上端からの距離 (ピクセル単位) です。

インチ

親要素の上端からの距離 (インチ単位) です。

em

親要素の上端からの距離 (em 単位) です。

Percent

親要素の高さに対するパーセンテージとして計算された、親要素の上端からの距離です。

Characters

親要素の上端からの距離 (文字単位) です。

自動

上端のデフォルト位置です。元の挿入点の上端に対して垂直になるよう、レイヤーの上端が配置されます。

左揃え

ピクセル

親要素の左端からの距離 (ピクセル単位) です。

インチ

親要素の左端からの距離 (インチ単位) です。

em

親要素の左端からの距離 (em 単位) です。

Percent

親要素の幅に対するパーセンテージで計算した、親要素の左端からの距離です。

Characters

親要素の左端からの距離 (文字単位) です。

自動

左端のデフォルト位置です。元の挿入点に対して水平になるようレイヤーの左端が配置されます。

Width

ピクセル

レイヤーの幅 (ピクセル単位) です。

インチ

レイヤーの幅 (インチ単位) です。

em

レイヤーの幅 (em 単位) です。

Percent

親要素の幅に対するパーセンテージで計算した、レイヤーの幅です。

Characters

レイヤーの幅 (文字単位) です。

自動

[自動] を選択すると、レイヤーの内容に基づいて自動的に幅が設定されます。

高さ

ピクセル

レイヤーの高さ (ピクセル単位) です。

インチ

レイヤーの高さ (インチ単位) です。

em

レイヤーの高さ (em 単位) です。

Percent

親要素の高さに対するパーセンテージで計算した、レイヤーの高さです。

Characters

レイヤーの高さ (文字単位) です。

自動

[自動] を選択すると、レイヤーの内容に基づいて自動的に高さが設定されます。

Z-インデックス

Integer

Z-インデックス値の高いレイヤー (「レイヤー A」とします) がユーザーに近い位置に配置されます。つまり、Z-インデックス値の低いレイヤー (「レイヤー B」とします) の前面にレイヤー A が配置されます。重なっているレイヤーのうちレイヤー A が不透明な場合、レイヤー A の内容によりレイヤー B の内容が非表示になります。また、レイヤー A が透明であっても、レイヤー B の内容はクリックしたり選択したりできません。

マイナスの Z-インデックス値は、そのレイヤーをクリックまたは選択できないように、親要素の内容よりも背面に配置されます。プラスの Z-インデックス値 (≧0) は、重ねた親要素の内容をクリックまたは選択できないように、親要素の内容よりも前面に配置されます。