Domino オブジェクトにアクセスするには、登録した Lotus®.NotesSession class クラスに基づいてオブジェクトを作成します。
Visual Basic プロジェクトに Domino オブジェクトライブラリを読み込むには、次のようにします。
ロケーションには Domino または Notes プログラムディレクトリ内の DOMOBJ.TLB へのパスが表示されます。
その他の方法としては、[参照] ボタンをクリックして Domino または Notes プログラムディレクトリ内の DOMOBJ.TLB を指定できます。
これで Domino オブジェクトがプロジェクトで使用できます。オブジェクトブラウザ内で表示され、オブジェクト名を入力し始めるとプロンプトに表示されるようになります。
ブラウザの左側のペインにはクラスが表示されます。クラスを選択するとそのクラスのプロパティとメソッドがペインに表示されます。定数は、Enum データ構造として左側のペインに表示されます。そのメンバーはペインに表示されます。例えば、ACLLEVEL という名前の Enum 構造には、ACLLEVEL_AUTHOR、ACLLEVEL_DEPOSITOR などのメンバーがあります。左のペインで NOTES_ERRORS を選択すると、エラー定数が表示されます。
Domino オブジェクトにアクセスするには、次のいずれかの方法で NotesSession オブジェクトを作成します。
Dim session As New NotesSession
または、
Dim session As NotesSession
Set session = CreateObject("Lotus.NotesSession")
VBScript では、次の方法で NotesSession オブジェクトを作成します。
Dim session
Set session = CreateObject("Lotus.NotesSession")
VBScript ではすべての変数は Variant 型として使用され、COM でレイトバインディングが適用されるようになります。
Domino 定数は定義されていません。実際の値を指定しなければなりません (あるいは定数を定義しなければなりません)。定数値の説明については、「定数」を参照してください。
JScript や JavaScript では、次の方法で NotesSession オブジェクトを作成します。
var session;
session = new ActiveXObject("Lotus.NotesSession");
JScript と JavaScript では、すべての変数は Variant 型として使用され、COM でレイトバインディングが適用されるようになります。
Domino 定数は定義されていません。実際の値を指定しなければなりません (あるいは定数を定義しなければなりません)。定数値の説明については、「定数」を参照してください。
戻り値はすべて、VBArray の toArray メソッドを使用して変換する必要があります。以下に例を示します。
var forms = new Array(256);
forms = VBArray(doc.GetItemValue("Form")).toArray();