現在の文書とデータベース以外のデータにアクセスする

次の @関数は、指定されたデータベースからデータ値を取得します。これらの @関数で値を設定することはできません。

最初の 3 つのパラメータは、両方の関数に共通するパラメータです。

@DbLookup の 4 番目のパラメータはキーです。これは、ビュー内のソート済みの最初の列で検索する値です。キー値に一致するすべての文書が見つけられます。列値全体ではなく、列値の最初の文字とキーを照合するには、[PartialMatch] を 6 番目のパラメータに指定します。

@DbLookup の 5 番目のパラメータは、データベース内のフィールドの名前か、ビュー内の列の番号です。見つかった文書の、このパラメータによって指定されたフィールドや列の値のリストを返します。[ReturnDocumentUniqueID] を 6 番目のパラメータに指定すると、代わりに文書の UNID を返します。

@DbColumn の 4 番目のパラメータは列番号です。その列にあるすべての値のリストを返します。

次の @関数は、現在のデータベース内の別の文書に対して、フィールド値の取得と設定をします。ただし、文書の UNID が分かっていなければなりません。

親文書の UNID は子文書の [$Ref] フィールドに入っているため、これらの関数は、返答文書の親文書の値にアクセスしたり、値を設定するのに適しています。「選択された文書から引き継がれた式の値」セットがある文書の中では、基本文書の非表示フィールドの中で @InheritedDocumentUniqueID を式として使用し、引き継がれた文書の非表示フィールドで式としてそのフィールド名を使用できます。これらの関数がなければ、アクセスしたい文書の UNID を格納したり取り出すための手段を講じなければなりません。

次の @関数は、現在のデータベース内の 1 つ以上のプロフィール文書に対して、フィールド値の取得と設定をします。プロフィール文書とは、データベース全体で共有する情報を格納するために使用する非表示の文書です。ユーザーごとに 1 つのプロフィール文書を作成するか、データベース全体に対して 1 つのプロフィール文書を作成できます。

@GetProfileField は、プロフィール文書からフィールドを取得し、そのフィールドの値をセッションが終わるまでキャッシュします。

@SetProfileField は、プロフィール文書内のフィールドの値を設定します。