XPage を使用して設計する

XPages は Domino® Designer の現行リリースの新機能です。XPage は、Domino Designer の新しい設計要素です。XPage を使用すると、JSF 技術に基づく Web 2.0 対応ページを作成することができます。XPage には次の機能があります。

XPage は、拡張ページ設計機能を提供し、生成されたマークアップを完全に制御することにより、Domino における Web プログラミングの制限を取り除きます。XPage によってあらゆる種類のデータにアクセスできるようになり、アプリケーションのローカライズが容易になります。

Xpage には、アプリケーションページでの作業中に使用するテキストコントロールとユーザーインターフェース (UI) コントロールが用意されています。XPage によってページの外観と機能を設計し、ページに追加する各設計要素のプロパティだけでなく、ページ全体のプロパティも設定することができます。

また、ページごとにデータソースを作成するだけでなく、ページ内のパネルごとにデータソースを作成することもできます。データソースにより、ページやパネルに入力されたユーザーデータの格納方法と、格納されたデータの表示方法が定義されます。

シンプルアクションのロジックを使用して、ユーザーがページを操作したときのページの動作を指定することができます。例えば、ユーザーデータを格納するための新規文書の作成、返答文書の作成、既存文書のデータ表示などを行うことができます。詳しくは、「シンプルアクション」を参照してください。

Domino Designer における XPage の使用方法の詳細については、Eclipse ヘルプのプラグインとして本製品に同梱されている『Domino Designer XPages and Eclipse User Guide』を参照してください。