データベースの設計を非表示にする

このタスクについて

ユーザーによるデータベース設計の変更を防ぐには、データベースの設計を非表示にします。設計を非表示にすると、設計操作を実行することが一切できなくなります。また、式とスクリプトはすべて非表示にされます。

注意:
データベースに対して [設計者] または [管理者] のアクセス権を持つユーザーは、データベースの設計を置換でき、データベースの設計を変更できます。データベースの設計を完全に保護するには、データベースを変更できるユーザーから [設計者] または [管理者] のアクセス権を削除します。

設計を非表示にする機能は、各自のテンプレートに基づいて設計されているデータベースの設計を非表示にする場合に便利です。設計の変更が必要な場合は、非表示にされていないテンプレートを再設計してから、そのテンプレートがリンクされているデータベースの設計を更新します。設計内容を極力保護するために、権限のある設計者だけにテンプレートを配布してください。また、式や LotusScript® プログラムに関する文書は配信しないでください。

データベースの設計を非表示にすると、ユーザーは次の操作を行うことができなくなります。

データベースの設計を非表示にする

このタスクについて

ここでは、非表示にするデータベース設計がテンプレートから継承されていることを前提にします。次に示す操作を実行する前に、テンプレートのレビュー、デバッグ、テスト運営を十分に行ってください。

手順

  1. テンプレートを基にして、新しいデータベースを作成します。
  2. データベースを作成した後、新規のデータベースを選択して [ファイル] - [アプリケーション] - [設計の置換] を選択します。

  3. ダイアログボックスに表示されているテンプレートの一覧から、選択したデータベースが設計を継承するテンプレートを選択します。
  4. [テンプレートを引き継いで設計] と [式と LotusScript を非表示] の両方のチェックボックスをオンにします。
  5. [置換] をクリックして、確認のために [はい] をクリックします。

設計を非表示にする前にエージェントへのアクセスを確立する

手順

エージェントを実行するデータベースの指定やスケジュールオプションの変更など、アプリケーション内のエージェントがユーザーからの入力を必要とする場合は、[エージェントのプロパティ] インフォボックスの [基本] タブで、[トリガー] を選択して [スケジュール] をクリックし、スケジュールオプション [エージェントが有効になったときにサーバーを指定] を選択してください。@Command[AgentEnableDisable] を使用する式を記述したボタン、フォーム、またはビューのアクションを作成すると、そのエージェントを自動的に有効にできます。