Web の「フォームの処理は終了しました」確認メッセージをカスタマイズする

Web ユーザーが文書を送信すると、Domino® により、デフォルトの確認メッセージ「フォームの処理は終了しました」がユーザーに送信されます。デフォルトのメッセージを変更するには、フォームに計算結果テキストフィールドを追加して $$Return という名前を付け、HTML を計算結果の値として使用します。

応答にユーザーの名前を追加する

次の $$Return 式により、ユーザー名の後に「Thank you,」を追加した応答メッセージが表示されます。

who:= @If(@Left(From; " ") = ""; From; @Left(From; " "));
@Return("<h2>Thank you, " + who + "</h2><br><h4>
<a href=/register.nsf/Main+View?OpenView>Main View</a>");

他のページにリンクする

送信された文書内のフィールド値に基づいて他のページにリンクさせるには、HTML に URL を記述します。次の $$Return 式では、ユーザーが選択した地域に基づく応答メッセージが表示されます。例えば、ユーザーが [Europe] を選択すると、「Visit our site in Italy」というメッセージが、イタリアの Web サイトへのリンクとともに表示されます。ここでは、あらかじめ式の中に「stdAnswer」と「stdFooter」が定義されていることを前提にします。

@If(Region="Asia"; stdAnswer + "<h2>Visit our site in <a href=¥"http://www.japan.lotus.com¥">Japan</a></h2>" + stdFooter;
Region="Europe"; stdAnswer + "<h2>Visit our site in <a href=¥"http://www.lotus.com¥it_ciao/it_ciao.htm¥">Italy</a></h2>" + stdFooter;
stdAnswer + stdFooter);

別の Web ページを表示する

別の Web ページにジャンプするには、そのページの URL を角カッコで囲んで指定します。ユーザーが文書を送信すると、Web クライアントにより参照先の文書が表示されます。例えば、次の $$Return 式により、ホームページが表示されます。

"[http://www.japan.lotus.com]"