データベース ACL では、ページ、文書、フォーム、アウトライン、ビュー、フォルダ、スタイルシートなどの特定の設計要素へのアクセスを制御します。ACL で [なし] または [投稿者] のアクセス権が設定されているユーザーは、データベースの設計要素へアクセスできません。しかし、アクセスレベルにかかわらず、すべてのユーザーが設計要素にアクセスできるようにすることが必要となる場合があります。アクセスできるようにするには、設計要素をパブリックアクセスで使用できるようにします。
例えば、パブリック文書は、カレンダーアプリケーションなどで必要となります。カレンダーアプリケーションでは、予定の参照や設定をユーザー同士で行えるようにする必要があるからです。このようなアプリケーション用にパブリック文書を作成するには、まずパブリックアクセスフィールドを含むパブリックアクセスフォームを作成する必要があります。次に、文書を表示するための共有フォルダまたは共有ビューを作成します。
また、パブリックアクセス権で手動実行エージェントを使用可能にすることもできます。