定義済みトークン

プロパティトークンを扱うときは、次のことに注意してください。

Connector のプロパティトークンを次に示します。

LCTOKEN_BASESTAMP -- タイムスタンプによる選択のベースタイムスタンプ値です。STAMPFIELD プロパティを参照してください。

LCTOKEN_CHARACTER_SET -- キャラクタセットインジケータです。この Connector が外部システムとの間のデータ転送に使用するキャラクタセットを表します。通常は、実行時に Connector が外部システムに応じて動的に決定します。多くの場合は読み込み専用ですが、一部の Connector では値の設定が可能です。有効な値には、付録に記載されているサポート対象キャラクタセットのテキストストリーム形式接尾辞 (例えば LCSTREAMFMT_IBMCP932 の場合は「IBMCP932」) が含まれています。

LCTOKEN_CONDITION -- Connector によって定義された構文内の条件文字列です。この節は、選択、キーによる更新、またはキーによる削除のオペレーションでの選択または変更ステートメントに埋め込まれます。

LCTOKEN_CONNECTOR_CODE -- Connector に固有のコードです。この Connector のすべてのコネクションで同じコードが使用されます。このコードは動的に割り当てられるため、スクリプトの実行のたびに変化する可能性があります。このコードは、この Connector に対するすべてのコネクションで特別な処理を行うことを示す仮想フィールドコードとして使用することもできます。

LCTOKEN_CONNECTOR_NAME -- 特定の Metaconnector の最初のサブコネクタを表すプロパティです。このプロパティに Connector の名前を設定することは、その Connector のタイプのコネクションを作成して Metaconnector に割り当てることと同じです。

LCTOKEN_CONNECTION_CODE -- すべてのコネクションの中で、このコネクションに固有のコードです。このコードは動的に割り当てられるため、スクリプトの実行のたびに変化する可能性があります。このコードは、このコネクションのみで特別な処理を行うことを示す仮想フィールドコードとして使用することもできます。

LCTOKEN_DATABASE -- 接続に使用するデータベース文字列です。

LCTOKEN_EVENT_ERROR -- イベントとして処理するエラーコード (LCFAIL_XXX 定数) です。このエラーが生成されても、情報イベントとして扱われます。このプロパティをクリアするには、LCSUCCESS を設定します。

LCTOKEN_FIELDNAMES -- 選択フィールド名のリストです。Select メソッドの結果セットに含まれるフィールドを示すテキストリスト (または、カンマまたはセミコロンで区切られたフィールド名リストのテキスト文字列) です。デフォルトでは選択されたフィールドはすべて含まれますが、このプロパティを使用してリストを制限することもできます。

LCTOKEN_IGNORE_ERROR -- 無視するエラーコード (LCFAIL_XXX 定数) です。このエラーが発生しても、無視されます。このプロパティをクリアするには、LCSUCCESS を設定します。

LCTOKEN_INDEX -- 索引文字列です。索引を作成またはドロップするときなど、索引名が必要な場合に使用します。

LCTOKEN_LCX_VERSION -- Connector の LCX/DCX ライブラリのバージョンコードです。

LCTOKEN_MAP_NAME -- 名前によるマッピングを示すフラグです。TRUE に設定すると、フィールドリスト内のフィールドは名前によって外部メタデータにマッピングされます。FALSE の場合は、位置によってマッピングされます。

LCTOKEN_MAXSTAMP -- タイムスタンプによる選択の最大タイムスタンプ値です。STAMPFIELD プロパティを参照してください。このプロパティは、STAMPFIELD プロパティが設定されている場合は、選択オペレーション時に Connector によって設定されます。

LCTOKEN_METADATA -- メタデータオブジェクト名です。レコードの読み込みと書き込みの他、メタデータとフィールドの作成、ドロップ、およびカタログを行うときに使用します。

LCTOKEN_NAME -- このコネクションの作成に使用された Connector のライブラリ名です。

LCTOKEN_ORDERNAMES -- 順序付けフィールド名のリストです。Select メソッドの結果セットに順序を付けるフィールドを示すテキストリスト (または、カンマまたはセミコロンで区切られたフィールド名リストのテキスト文字列) です。

LCTOKEN_OWNER -- オーナー名を示す文字列です。Catalog メソッドの呼び出し (サーバーおよびデータベースのカタログを除く) は、このオーナーによって所有されているオブジェクトに限定されます。

LCTOKEN_PASSWORD -- 接続に使用するパスワード文字列です。この値は書き込み専用です。値を割り当てた後に Connector から取り出すことはできません。

LCTOKEN_PROCEDURE -- Call メソッドによって使用されるプロシージャ名です。

LCTOKEN_SCROLLABLE -- スクロール可能な結果セットを作成するかどうかを示します。現時点では、このプロパティを使用できる Connector はありません。

LCTOKEN_SERVER -- 接続に使用するサーバー文字列です。

LCTOKEN_STAMPFIELD -- タイムスタンプ値が格納されているフィールド (日時データ型であること) の名前です。Select メソッドを呼び出す前にこの値を設定すると、結果セットに含まれるフィールドは、タイムスタンプフィールド値が BASESTAMP プロパティの値と MAXSTAMP プロパティの値の間にあるものに限定されます。BASESTAMP が設定されていない場合は、最小値は使用されません。Select メソッドは、外部サーバーから現在の時刻を判断し、その値を MAXSTAMP プロパティに割り当て、この日時を選択の上限として使用します。

LCTOKEN_TEXT_FORMAT -- CHARACTER_SET プロパティを参照してください。このプロパティは、キャラクタセットに割り当てられた数値定数です。

LCTOKEN_USERID -- 接続に使用するユーザー ID 文字列です。

LCTOKEN_WRITEBACK -- ライトバックフラグです。ライトバックの結果セットを作成するには、Select を呼び出す前に TRUE に設定します。ライトバックの結果セットに対するライトバックオペレーションを実行するには、Update または Remove を呼び出す前に TRUE に設定します。