Lotus Connector for Text について

この章では、Lotus® Connector for Text について説明します。Lotus Connector for Text は、LEI (Lotus Enterprise Integrator® for Domino)、および LC LSX (Lotus Connector LotusScript® Extensions) で使用できます。

Lotus Connector for Text を使用すると、テキストファイルと Lotus Connector の間でデータを転送できます。入力 (ソース) データと出力 (ターゲット) データの形式を、ZID ファイルで定義します。ZID ファイルは、Text コネクションフォームでファイル名を指定して参照します。または、実際の ZID ファイルのすべての内容を Text コネクションフォームで指定します。ソースとターゲットのデータを処理するさまざまなオプションを選択できます。また、国ごとに異なる月名や曜日に対応するためのオプションも用意されています。

接続の設定とテストについては、第 2 章を参照してください。

Lotus Connector の一般情報については、第 3 章を参照してください。

注: Lotus Connector for Text は、DECS (Domino 基幹連携サービス) や LEI の Advanced RealTime アクティビティには使用できません。

サポートされている LEI アクティビティに関する考慮事項

Lotus Connector for Text は、参照をサポートしていません。また、選択基準、キーによるオペレーション、または条件もサポートしていません。そのため、Archive アクティビティや Advanced RealTime アクティビティ (Virtual Fields、Virtual Documents、Virtual Agents) では使用できません。

Lotus Connector for Text は、最小限のプロパティを使用し、キーは使用しない、制限付きの選択をサポートします。これにより、Lotus Connector for Text と Order Metaconnector をソースとして組み合わせて、タイムスタンプによらない 1 方向の Replication アクティビティを実行できます。Lotus Connector for Text では、このように設定されている場合にのみ Replication アクティビティを実行できます。

また、コマンドステートメントは無効です。つまり、すべてのレコードは、Direct Transfer や Polling 等の関連アクティビティに対して取得されます。

Lotus Connectors による Notes® の NUMBER フィールドの解釈には制限があります。Notes のソースで [Create Target Metadata] オプションを使用すると、Notes の NUMBER フィールドの精度が大幅に低下することがあります。