indexOfIgnoreCase (JavaScript)

大/小文字を無視してサブストリングの索引を取得します。

定義場所

構文

indexOfIgnoreCase(searchString:string) : int

indexOfIgnoreCase(searchString:string, position:int) : int

パラメータ	説明
`searchString`	検索対象のサブストリング。
`position`	このオブジェクトでの検索開始位置。デフォルトの位置は 0 です。

戻り値	説明
`int`	位置 0 に対して相対的なサブストリングの位置、またはサブストリングが見つからない場合は -1。

使用法

2 番目のパラメータなしの場合、または 0 を指定する場合、このメソッドは最初に登場するサブストリングを取得します。2 番目のパラメータにより、ストリングでさらに検索を開始し、次に登場するサブストリングを取得できます。

例

(1) 次の例では、大/小文字を無視してストリングで最初に登場する moscow を見つけます。

var cities = new String("Paris   Moscow   Tokyo");
var n = cities.indexOfIgnoreCase("moscow");
if (n >= 0) {
	return cities.substring(n);
} else {
	return "moscow not found";
}

(2) この例では、大/小文字を無視してストリングで moscow の登場回数を数えます。

var cities = new String("Paris   Moscow   Tokyo   Moscow");
var counter = 0;
var n = cities.indexOfIgnoreCase("moscow");
while (n >= 0) {
	counter++;
	n = cities.indexOfIgnoreCase("moscow", n + 1);
}
return "Number of occurrences of moscow = " + counter