rint (JavaScript)

数値を最も近い整数に丸めます。小数部が 0.5 の場合は偶数に丸めます。

引数値に最も近く、計算上の整数に等しい倍精度値を返します。計算上の整数である 2 つの倍精度値と引数の値が同程度に等しい場合、その計算結果は、偶数の整数値になります。特殊な事例は以下のとおりです。
  • 引数値が既に計算上の整数値と等しい場合、結果は引数と同じになります。
  • 引数が NaN、無限大、正のゼロ、負のゼロのいずれかである場合、結果は引数と同じになります。

定義場所

Math (JavaScript)

構文

rint(value:double) : double
パラメータ 説明
value 数値。 特殊な事例については、以下を参照してください。
戻り値 説明
double 最も近い整数に丸められた数値。小数部が 0.5 の場合は最も近い偶数に丸められた数値。

使用法

特殊な事例は以下のとおりです。

以下の編集ボックス onblur イベントでは、数値フィールドの値が丸められます。
sessionScope.n = Math.rint(sessionScope.n)