数値を最も近い整数に丸めます。小数部が 0.5 の場合は偶数に丸めます。
引数値に最も近く、計算上の整数に等しい倍精度値を返します。計算上の整数である 2 つの倍精度値と引数の値が同程度に等しい場合、その計算結果は、偶数の整数値になります。特殊な事例は以下のとおりです。
- 引数値が既に計算上の整数値と等しい場合、結果は引数と同じになります。
- 引数が NaN、無限大、正のゼロ、負のゼロのいずれかである場合、結果は引数と同じになります。
パラメータ |
説明 |
value |
数値。 特殊な事例については、以下を参照してください。 |
戻り値 |
説明 |
double |
最も近い整数に丸められた数値。小数部が 0.5 の場合は最も近い偶数に丸められた数値。 |
使用法
特殊な事例は以下のとおりです。
- NaN を丸めた結果は NaN になります。
- +Infinity を丸めた結果は正の無限大になります。
- -Infinity を丸めた結果は負の無限大になります。
- Number.MIN_VALUE 以下の数値を丸めた結果はゼロになります。
- Number.MAX_VALUE 以上の数値を丸めた結果は、最大の数値になります。
例
以下の編集ボックス
onblur イベントでは、数値フィールドの値が丸められます。
sessionScope.n = Math.rint(sessionScope.n)