atan2 (JavaScript)

2 つのパラメータを使用して角度の逆正接を算出します。

定義場所

atan2(y:double, x:double) : double

パラメータ	説明
`y`	直角三角形の隣辺。特殊な事例については、以下を参照してください。
`x`	直角三角形の対辺。特殊な事例については、以下を参照してください。

戻り値	説明
`double`	`y/x` の逆正接 (単位: ラジアン)。度からラジアンに変換するには、rad (JavaScript) を参照してください。

特殊な事例は以下のとおりです。

以下の条件での計算結果は NaN になります。y または x が NaN である場合。
以下の条件での計算結果は +0 になります。
- y が +0 で x が正の値である場合
- y が正の有限値で x が +Infinity である場合
以下の条件での計算結果は -0 になります。
- y が -0 で x が正の値である場合
- y が負の有限値で x が +Infinity である場合

以下の条件での計算結果は pi になります。
- y が +0 で x が負の値である場合
- y が正の有限値で x が -Infinity である場合
以下の条件での計算結果は -pi になります。
- y が -0 で x が負の値である場合
- y が負の有限値で x が -Infinity である場合
以下の条件での計算結果は pi/2 になります。
- y が正の値で x が 0 である場合
- y が +Infinity で x が有限値である場合
以下の条件での計算結果は -pi/2 になります。
- y が負の値で x が 0 である場合
- y が -Infinity で x が有限値である場合
以下の条件での計算結果は pi/4 になります。y と x が +Infinity である場合。
以下の条件での計算結果は 3*pi/4 になります。y が +Infinity で x が -Infinity である場合。
以下の条件での計算結果は -pi/4 になります。y が -Infinity で x が +Infinity である場合。
以下の条件での計算結果は -3*pi/4 になります。y と x が -Infinity である場合。

atan(y/x) と atan2(y, x) は等価です。

以下のボタン onclick イベントでは、直角三角形の隣辺と対辺の長さを指定することにより、直角三角形がなす角度 (度) が計算されます。

sessionScope.angleA = 
	Math.deg(Math.atan2(sessionScope.a, sessionScope.b))