sort (JavaScript)

配列の要素をソートします。

定義場所

Array (Standard - JavaScript)

構文

sort(comparefn:java.lang.Object) : Array (Standard - JavaScript)
パラメータ 説明
comparefn 比較を行うための関数。 この関数は 2 つのパラメータを取り、以下の値を返します。最初のパラメータが 2 番目のパラメータより小さい場合は負の数値、2 つのパラメータが等しい場合は 0、最初のパラメータが 2 番目のパラメータより大きい場合は正の数値です。 この関数を NULL にするか省略すると、ソートはアルファベット順になります。
戻り値 説明
Array ソートされた配列。

使用法

ソート済みの配列内の要素と元の配列内の要素とでは、等しいかどうかを比較する要素の順序が同じにならないことがあります。

デフォルトのアルファベット順ソートでは、数値を含むすべての要素がストリングとして処理されます。 数値を基準にソートするには、パラメータを指定する必要があります。以下の例を参照してください。

(1) 以下の計算結果ラベルでは、配列がアルファベット順にソートされます。
var a = new Array("one", "two", "three", "four");
a.sort() // [four, one, three, two]
(2) 以下の計算結果ラベルでは、比較を実行する関数を指定することにより、配列が数値順にソートされます。
function sortn(x, y) {
	if (x < y) return -1;
	else if (x == y) return 0;
	else return 1;
}
var a = new Array(40, 6, 101, 3003, 2, 5);
a.sort(sortn) // [2.0, 5.0, 6.0, 40.0, 101.0, 3003.0]
(3) 以下の計算結果ラベルでは、数値に対して関数を使用しない場合の実行結果を示します。
var a = new Array(40, 6, 101, 3003, 2, 5);
a.sort() // [101.0, 2.0, 3003.0, 40.0, 5.0, 6.0]