配列から要素を読み取って別の配列を形成します。
| パラメータ |
説明 |
|---|
| start |
開始要素。0 が最初の要素であり、0 を含みます。
負の値を指定した場合は、配列の長さから指定値の絶対値を減算するという意味になります。
結果が負の値になった場合は、0 と同じ意味になります。 |
| end |
終了要素。0 が最初の要素であり、0 を含みません。
デフォルトでは、最後の要素の後の位置になります。 負の値を指定した場合は、配列の長さから指定値の絶対値を減算するという意味になります。
結果が負の値になった場合は、0 と同じ意味になります。 |
| 戻り値 |
説明 |
|---|
| Array |
start から end までの範囲にある要素 (start の値は含みますが、end の値は含みません)。 end の値が start の値を超えていない場合は、空の配列を返します。 |
例
(1) 以下の計算結果ラベルでは、2 番目の要素を開始位置として、配列のすべての要素が読み取られます。
var a = new Array("one", "two", "three", "four");
a.slice(1) // [two, three, four]
(2) 以下の計算結果ラベルでは、配列の 2 番目と 3 番目の要素が読み取られます。
var a = new Array("one", "two", "three", "four");
a.slice(1,3) // [two, three]
(3) 以下の計算結果ラベルでは、配列の最後の要素が読み取られます。
var a = new Array("one", "two", "three", "four");
a.slice(-1) // [four]
(4) 以下の計算結果ラベルでは、最後の要素を除いて配列のすべての要素が読み取られます。
var a = new Array("one", "two", "three", "four");
a.slice(0, -1) // [one, two, three]