requestScope (JavaScript)

要求の存続期間中は、ページを超えて値を共有することができます。

このグローバルオブジェクトは Java™ クラス com.sun.faces.context.RequestMap に基づいており、このクラスには以下のメソッドが含まれます。
put(p0:java.lang.Object, p1:java.lang.Object) : java.lang.Object
get(p0:java.lang.Object) : java.lang.Object
例えば、あるページ上のボタンに、onClick イベントに関する以下のコードが含まれるとします。
requestScope.put("hello", "Hello request");;
context.redirectToPage("page2");
第 2 ページ (page2) のラベルには、以下の式があるとします。
requestScope.get("hello");

ユーザーが第 1 ページ上のボタンをクリックして第 2 ページを開くと、ラベルとして Hello request が表示されます。

この値は、その要求に対してのみ持続します。例えば、onClick コードが requestScope.hello = "Hello request" のみであり、他の何らかの方法で page2 を開いた場合、Hello request はラベルとして表示されません。

値の名前と値には、任意のオブジェクトを指定できます。例えば、以下の組み合わせを使用できます。
requestScope.put(1, "Hello request");
requestScope.get(1);

requestScope.put("n", 99);
requestScope.get("n");
値をプロパティとして割り当てることもできます。例えば、以下のようにして第 1 ページに値を割り当てることができます。
requestScope.hello = "Hello request";
context.redirectToPage("page2");
第 2 ページでは、以下のようにして値を参照できます。
requestScope.hello;
requestScope 変数をコントロールにバインドできます。 データソースの場合は、EL Scopes を選択します。 データバインディングの場合は、requestScope を選択します。 #{requestScope.} が表示されます。ピリオドの後に変数の名前を入力してください。例えば、次のようにします。
#{requestScope.hello}